ユーロミヤマを探せ！
The search for Lucanus cervus!
（第９回）標本に見るユーロミヤマ
爆発栄螺＠ルカヌスケルブス研究会
Part 9  Lucanus cervus on the specimens
Kouichi Tanida@Lucanus fool

                                      我々くわ馬鹿にとってバイブルである「むし社の世界のクワガタムシ大図鑑」の著者の
                                     １人である永井信二さんから送られてきたLucanus cervusの標本を見せびらかしたいと
                                     思います。「何でもLucanus cervusの亜種が欲しいんですけど。」「ヨ−ロッパへ行った時
　　　　　　　　　　　　　　　　　に持ち帰った未整理のが有るんで、整理したら送ります。」ということで譲っていただきま
　　　　　　　　　　　　　　　　　した。さすが永井信二さん、書いていただいた標本の経歴にびっくり。こんな「何でも
　　　　　　　　　　　　　　　　　鑑定団」ものの標本ありがとうございます。家宝にさせていただきます。

画像をクリックすると大きな画像を見る事が出来ます。
黄緑が永井信二さんのコメント
黄色が爆発栄螺のコメントです。

 
 
Lucanus cervus turcicus

産地不明：主にトルコと言われているのだが？

この間、どこかのリストにブルガリア産トラキクスとか言うのが
ありました。トルキクスがブルガリアに居るのだろうか？　
はたまたトラキクスと言う別亜種なのだろうか？　　　　　
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



 
 
 
 
 

Lucanus cervus akbesianus

Syrieはシリア。 
あとのが読解不能。 

Ｈｒ　Amiduomus 
なのか 
Ｍｒ　duowrus 
なのか 
何なんだ〜！ 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



 
 
 
 
 

Lucanus cervus akbesianus

Cilicie（フランス語でシリアを指す？）　　　　　　
Jubek,1965,?元J.P.Lacroixコレクションにあったもの　 

　　　　　　　　　　　　　　　　


Lucanus cervus akbesianus
 

げっ！９８年物。もうすぐ１世紀だ。 
こりゃ非常時持ち出し品にします。 
 



 
 
 
 
 

　　　
Lucanus cervus ssp


Guleh Taurus クリミアの古名「Taurisの」又はクリミア半島？
Hermann Rolle(1864-1929)という人物が、1889年よりベルリンにて標本商をやって
いた時のもので、彼のコレクションは1921?1922年にかけてパリのE.Lemoultに引き
取られたもの。 

私がこれだけ見たらドイツ産って思いますね。　　        　
　　　　　　　　                                                                　　　　　　　　　　　　　　　　　　



 
 
 
 
 


Lucanus cervus ssp

　　 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 
ミクラミヤマの頭部に小さいシカクワガタの大顎を付けた 
ような形をしている。う−む。Novo-rossiskって何処じゃろ？　 

　　　　　

ラベルは難しいですね。私は産地が読めないのはそのまま縮小コピ−して標本に付けちゃってますけど、本当はちゃんと理解する努力する必要があるんですねぇ。殆どクワガタ考古学ですね。の振り見て我が身直すじゃないですけど、外人さん達を悩ます汚い字はやめようと少し反省いたしました。
 
 

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