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ボケ描写を楽しむ手作りレンズの工作を手助けする小型フォーカシングベローズの提案

レンズを手作りするとき、壁になるのがフォーカシングのための繰り出し機構をどうするかです。そこで工作用の直進ヘリコイドがミラーレス一眼用として一部に市販品もありますが、ケンコーのマクロテレプラスのレンズを外すと、繰り出し量17mmの動きも非常に滑らかな直進ヘリコイドとして利用できます。左の写真はニコンF用のマクロテレプラスの基準状態と、ヤシカコンタックス用の繰り出し量を最大にしたところです。

ミノルタ用マクロテレプラスのレンズを取り外し、ステップアップリングを接着し、そこにクローズアップレンズNo.10を前後逆向きに取り付けます。その前方にボール紙で作った筒をかぶせ、約40mm前方に絞りを設けます。十文字絞りに交換すると十字ボケが全画面でほぼ均等に現れます。下の2カットがα6500に装着して撮影した画像です。

マクロテレプラスをミノルタ→ソニーEマウントのアダプターに装着します。繰り出しリングには滑り止めウレタンを巻いて操作感をソフトタッチにしています。