ソニーRX1Rを使いやすく手作りでカスタマイズ

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電源スイッチとフォーカスモード切り替えダイヤルはクリックの硬さの割には形状が薄く、操作する指が痛く感じるほどです。そこで形を整えたゴムを瞬間接着剤で接着。これでクリックの硬さとのバランスも良くなり、操作も快適です。ローレットが細か過ぎて指への食い付きが良くないフォーカスリングには、タムロンの初代90ミリマクロのゴムローレットがピタリと合います。そこでこれを10ミリの幅に切って装着したところ、見た目にもよく、そしてマニュアルフォーカシングの操作性が良くなりました。なおソニーのMFでは極めて有効なピーキングが、MFアシストすなわち拡大時に表示されるだけで全画面における表示ができなくなりました。これは大幅は改悪です。

ボディをしっかりとつかむことができないので、ここはRX100と同じように木でグリップを作りました。木は赤みを帯びた木肌のきれいなパドウク。この形状に削るのが大変でしたが、薄くクリア塗装をし、両面テープで接着。ホールド感は劇的に良くなりました。

同梱のシュルダーストラップは安っぽく肌触りも良くないのでこれも人工レザーで手作り。柔らかくかさばらないのでコンパクトなカメラにピッタリです。

RX1Rのレンズのシャープさをここで紹介します。見開きにした新聞を真上から絞りF2開放で撮影したのが左の画像で、その画面中心と左下を拡大したのが下の写真です。開放で全画面、このシャープさは見事です。

 あることがきっかけで購入したRX1R。その過程はCAPAのコラムに書きましたが、そのRX1R、使い勝手においてはいろいろと問題があります。そこで使いやすくしようと、さまざまな手作りでカスタマイズしました。