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超高解像力には興味のない私が合点してしまった至高の描写 シグマ40mmF1.4 Art

整形した私のEOS Rにマウントアダプターを介して組み合わせると重さは2キロを超えます。普段使いのレンズとしては大きく重く、こうなると単に画角のやや広いF1.4の標準レンズではありません。しかし驚くべきがF1.4開放時の光学性能で、これを生かして撮影しないともったいないほどです。40mmの画角とF1.4の浅めの被写界深度を生かし、納得の絵作りを楽しむレンズです。それを実践してみて感じたのが、すべて自然光で、開放で撮り切るおもしろさです。ボディにもレンズにも手ブレ補正はありませんが、撮影しているときの醍醐味は格別です。そこで本稿の最初以外の作例写真はすべて自然光で、F1.4の開放で撮影しています。

この大きさ重さは、標準レンズという概念よりもF1.4の開放で心行くまで絵作りを楽しむためのものです。