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見た目にも、操作感でもニンマリの馬場仕様に改善したルミックスS5

カメラとしての内容や使い勝手において、今まで購入したデジタル一眼の中ではもっとも気に入ったルミックスS5。ですが満点ではなく、気に入らないところもあります。そこで可能なところを自分好みにできないかといじってみたところ、想像以上にうまくいったので、ここで紹介します。もっとも嫌なのがテカって見にくい黒ピカのダイヤルとゴミが付きやすいレンズのゴムローレットで、ほかにも少々手を加えました。

撮影モードとドライブモードの各ダイヤルには、つや消しのクリア塗装をするために薄いボール紙を各ダイヤルの径に合わせてサークルカッターで円く切り抜き、セロハンテープで固定してマスキング。その周囲をビニール袋で覆い、つや消しのクリア塗料をスプレー。すると黒く落ち着いたマット仕上げになり文字は白くクッキリ見えるようになりました。

手を加える前のルミックスS5で3個のダイヤルはスピン加工によってピカピカ光るのが安っぽく、光線状態によっては目障りです。そこで

20〜60mmの標準ズームは内容はとてもいいのですがゴムローレットにゴミが付きやすいのが気になります。

ズームリングのゴムローレットには、サムヤンのMF85mmF1.4で別の素材で作り替えたた

めに外してあったものがピタリと収まり

ました。フォーカスリングはそのすぐ

後ろの円錐部分は鏡胴側で回転し

ません。そこで、そこに触れな

いですむよう、やや厚みのあ

る素材としてホームセンタ

ーで滑り止めとして売られ

ている柔らかい感触のクッ

ション材を両面テープで接

着したところ、MF操作が

とても快適にできるように

なりました。

黒ピカの後ろダイヤルには厚さ1mmのゴム板を円く切り取り、卓上旋盤にて紙ヤスリを当てて全体をマット状にし、エッジは斜めに落とし、両面テープで接着。見た目にも落ち着き、操作する親指への感触がとても良くなりました。また私は露出補正は後ろダイヤルで直接操作するのでシャッターボタン右後ろの露出補正ボタンにはカスタム設定で別の機能を設定します。するとその[+/ー]の表示が目障りです。そこでこのボタンもマスキングをし、黒のつや消し塗料をスプレーしたところ、質感はまったく変わらずに白い表示を消すことができました。そして操作頻度の高いジョイスティックにはゴム板を貼ることで指への感触も良くなり、ファインダ

ーを覗いた状態での操作性も大幅に向上しました。