前回の愛知DX撮影会のレポートで、これで愛知DXは最後にしますと書きましたが、その直後のコロナ感染で愛知どころか多くを中止しなければなりませんでした。そのコロナも比較的落ち着いてきたころから撮影会も再開。そしてホテルの館内で土日の長時間にわたって撮影させてもらえる有り難さから、約２年半ぶりに、ホテルの名称が変わりましたがここTabist形原リゾート蒲郡にて開催することになりました。

　モデルは昨年12月の東京DX撮影会で好評だった室井あかりさん。今回も北海道や九州をはじめ土曜日は10名、日曜日は12名のみなさんに参加していただきました。午前中はあかりさん持参の衣装による撮影で特に２着目は袖のデザインがとてもフォトジェニックです。12時にホテル隣りの和食の店うしおで昼食。全員ビールで乾杯し、このような撮影会が再び開催できたことを改めて喜び合いました。

　午後の撮影は午前の続きのシチュエーションで少し撮影。そして愛知DXでは定番の、当初このホテルから譲ってもらった豪華なウエディングドレスを階段で。そして白いカーテンを背景に。本来なら時間に余裕のあるDX撮影会の初日ですが、このような衣装で撮影しているからでしょうか時間がとても短く感じられます。そして最後は、広間に背景の布を垂らし真っ赤なミニのワンピースで。衣装によってあかりさんの雰囲気もいろいろと変化し、これも女性写真の楽しいところです。５時半に撮影会を終了、そして夕食も「うしお」にて、楽しく、美味しくいただき、後は客室で懇親会。

　二日目は9時半から撮影会をスタート。参加者が２名加わり、昨日にも増してに賑やかです。ホテルの近くをロケハンしたところ、背景として緑のきれいな場所があったので皆で移動しようとしたら、雨が。そこで急遽ホテル玄関のひさしの下で撮影することに。昨日は暑さから一日中ホテルの中で撮影していましたから、多少蒸してはいますが屋外ならではの雰囲気の写真になりました。同じ衣装で広間でも撮影し、ピンクと白のロングワンピースに着替え、再び玄関先で。まだ小雨が降っていますが場所を少し変えることで背景が変わり、背景が変わると写真の雰囲気も変わります。あかりさんが繰り広げるさまざまな仕草やポーズに、撮影しているとそれがなかなか止められない感じです。そして「ハマりました！」との声まで。

　あかりさんは立ちっぱなしですから時には座ってもらって、ということで次は広間で、用意して行った電気スタンドをテーブルに乗せ、衣装も替えて。室内の撮影会では、これも欠かすことのできない絵です。そしてDX撮影会では定番の花魁風。先ほどまでの愛らしいあかりさんの表情が、今度はグッと大人っぽくなり、女性を撮影する楽しさがさらに広がります。

　そして最後は広間のステージで、ウエディングドレスにウイッグでフランス人形のようなあかりさん。それが左の写真ですが、私は機材の片付けを始めてしまったために、その状況写真を撮影するのを忘れてしまいました…。こうして二日間の撮影会はアッという間でしたが、久し振りにホテルで撮影会を開くことができました。これがとても楽しいので、早くコロナで左右されなくなるよう願うばかりです。