行燈旅館における東京DX撮影会二日目の日曜日。昨日に続いていい天気です。今日のモデルは雨宮めるさん。旅館の雰囲気から浴衣を希望していたところ、何と自分で着付けができ、着物もいくつか持っていてるとのこと。まさに願ったり叶ったりです。

　最初の撮影は食堂で、めるさん持参の衣装でスレンダーな姿を撮影。厨房の設備がいい背景になり、漆塗りの大きな茶だんす、そしてガラスのテーブルなどもシチュエーションとして生かすことができます。２着目もめるさんの衣装で、活発なポーズを積極的に繰り広げてくれます。こうして12時過ぎに食堂で、今日は焼き魚の定食です。

　午後は屋上での撮影ですが、昨日と同じくとても暖かく、それが参加者の格好でもわかります。今日も逆光で輝く髪の毛が撮影できるのは、モデル撮影会としては、ありがたいことです。ここでも、めるさんが次から次へと繰り出すポーズにシャッターを押し続けてしまいました。

　そして最後の着物ですが、着替えをしている間に参加宿泊費と各自の飲み物代を集計して徴収していると、それが終わらないうちに着物姿のめるさんが登場。早い！

　モデル事務所に事前に福行燈の写真を送っておいたところ、めるさんがそこに合いそうな着物を持ってきてくれたとのこと、さすがです。そして着物には、座っても立っても絵になる格別な魅力があることも写真からわかります。最後は広めの部屋で昨日の背景で撮影。撮影会終了時間の午後４時はあっという間に来てしまいました。

　今回は撮影スペースの関係で参加人数を10名にしましたが、その参加者は北海道、福島、群馬、浜松、名古屋、岐阜、京都、大阪、神戸、長崎からと、全国からの参集です。コロナでなかなか会えなかっただけにＤＸ撮影会は昨年２月の愛知以来の１年10ヶ月ぶりですが、昨日今日の二日間、趣の異なる二人のモデルを撮影してもらえたことで中身の濃い撮影会になりました。そしてただ女性写真を撮るだけではない馬場ロア撮影会は、皆が集まる楽しさをも実感させてくれます。