6月17日(日) 函館撮影会 モデル/斉藤絢女 

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 函館の「カメラのニセコ」との共同開催による函館撮影会。撮影会の会場は店長さんが交渉し撮影許可をいただいた見晴公園。できるだけ移動距離を少なくするために午前中は駐車場の隣りのエリアで撮影。南下した寒気のために昨日に続き今日も当初想定していたよりも低い気温。普通のモデルでは長袖を羽織るところですが、そこは寒さに強い絢女さん。参加者の服装から寒さの様子がわかりますが、肌を出した夏服での愛らしいポーズに、みなさん引き込まれてしましました。

 近くにモミジの葉が平面的に広がっているシチュエーションがあったので、そこに赤いトップスで収まると色の対比がきれいな写真になります。こうして午前中の撮影を終えその場で店長さんが手配してくれた弁当。お茶込みで800円とは思えない量と味です。

 午後は坂道を上った園亭の庭で撮影。日本庭園で白いドレスはと思いましたが、豪華な衣装だけに十分絵になります。そして日本庭園となればやはり浴衣。ドレスから着替えた絢女さんのキュートな顔立ちの浴衣姿に紫の和傘が見事に調和し、これも素晴らしい絵になります。病が元で杖をついて参加した人が、なんと杖なしで歩き出し、カメラを構えて撮影。これには驚きましたが、これこそが女性写真の力です。CAPAのコラムにも書きましたが、女性写真の撮影は人を元気にし、行動する力を湧き上がらせてくれます。

 浴衣の最後は園亭の中で。ここはお茶会が開かれたり結婚式の写真撮影にも使われるきれいな和室です。そこでその良さを生かすためにレフ板や照明はなしで自然光で撮影。絢女さんはメイクに赤を添え、浴衣も艶やかに。一日のスタンダード撮影会ですが、DX撮影会並みの豪華で変化にも富んだ写真を撮影していただくことができました。そしていろいろと協力していただいたカメラのニセコの店長さんに感謝です。