8月21〜22日(日〜月) 蓼科DX モデル/青山かのん(シャノワール) 

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 猛暑を忘れて標高1390メートルの涼しい蓼科高原のペンションで過ごす避暑DX撮影会。晴れていたら逆光で撮影したい、ということで御射鹿池を集合場所にしたのですが、まさかの池への立ち入り禁止の立て札。やむを得ません、撮影場所を横谷峡に変更し、遊歩道を歩きながら絵になる撮影場所を探します。

 モデルはババロア初登場の青山かのんさん。木漏れ日が差し込む中でババロアでは定番の白の姫服で撮影開始。そして遊歩道の脇道を下り、川に出たところでは誰もいなかったので渓流を背景に撮影。足場に注意しながら、さまざまなポジションから撮影しましたが、強い日差しの下にいたので日陰でも撮影し、12時過ぎにペンションノマの森に移動。そして美味しい昼食。もちろん何人かがビールですが、ここノマの森では「生」ビールです!

 午後は、高原のさわやかな空気の中、ペンションのウッドデッキで撮影。このような撮影会は初めてというかのんさんには、演じることを楽しんでもらおうとカツラをかぶってもらいました。これがキュートな衣装とも相まって、とてもフォトジェニックです。緑の背景に映える赤いトップスに着替えたときは銀色のカツラに。すると雰囲気もガラリと変わり、これもモデル撮影会のおもしろいところです。さらに、かのんさんのスタイルの良さから、全身の撮影にも力が入ります。

 デッキやテーブルの上にはカメラやレンズが思い思いに置かれ、機材の取り替えやレンズ交換がとてもスムーズにできます。このようにゆったりと撮影できるのも、ババロアDXのいいところです。

 今日最後の衣装は浴衣。髪をアップにしてグッと大人の雰囲気になった、かのんさん。指遣いまで、仕草も上手です。そして最後はちょっとセクシーに花魁っぽく。周囲が少し暗くなり、ペンションの青いLEDが、背景でいいアクセントになってきました。

 かのんさんの、衣装毎の七変化並みの変わり様は、写真に撮影していてとても楽しいです。こうして午後6時半、ノマの森におけるもう一つの楽しみ、夕食です。ただ、ノマの森は昨年からB&Bスタイルになったのですが、その美味しい料理もとお願いし、特別に昼食と夕食を作っていただきました。

 明くる朝、天気予報が台風9号の影響で午後から雨とのこと。一昨年さらにその前年の女神湖DXでも二日目の雨には泣かされましたが、雨でも撮影会ができるところを探さなくてはいけません。そこで茅野市観光協会に、雨がしのげる公園か撮影会が可能なカラオケルームがないか聞いてみました。すると、リゾートホテル蓼科のカラオケルームを紹介してもらえました。そこでホテルに電話をすると、午後1時から4時の間はまだ予約は入っていないとのことで貸し切り料は1時間1000円。ただ部屋は暗いけれど大丈夫ですかと。そこでLEDの照明装置のことを話し、さっそく予約。これでまずはひと安心です。

 午前中はペンションの階段のところで白い衣装で撮影し、バーカウンターのところでは黒い衣装で撮影。11時半に撮影を終え、モデルと私が衣装や荷物を片付けている間に、参加者の一人が集金から会計まで済ませてくれました。何ともありがたいことです。

 ペンションからホテルに向かう途中のそば屋で昼食をとっているとき予報通りに雨が降り出しました。そしてホテルのカラオケルームに入るとそこは大理石の豪華な造りで、それが3時間3000円で借りられるとは大助かりです。黒と赤の椅子も絵になります。そこでせっかくのカラオケルームなのでその雰囲気を生かすべく、かのんさんにはカツラと可愛い衣装で弾けてもらいました。もちろん美しいスタイルも存分に発揮して。こうして3着の衣装で約3時間、外の雨をまったく気にすることなくBGM付きで快適に撮影することができました。

 屋外におけるモデル撮影会では雨のことが常に不安の材料ですが、今回はとてもいい形でクリアすることができました。そして初出演ながら魅力的なモデルを演じてくれたかのんさんは、これからのババロアも楽しみです。