8月23〜24日(日〜月) 蓼科DX モデル/今井えり(シャノワール) 

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 昨年一昨年と、2年連続で二日目が一日中雨にたたられた、夏の避暑DX撮影会。今回は3年振りとなる蓼科高原のペンション「ノマの森」にての開催ですが、気にしていた天気は、幸いにも大丈夫です。モデルは春の大阪でも好評だった、今井えりさんで、初のDXです。そして神戸、奈良、東京からDX初参加の方が3名と、これも嬉しい限りです。

 23日の午前10時には全員が集合し、まずはウッドデッキで撮影。このデッキは、以前は周囲が手摺や腰掛けになっていましたが、それらが取り払われ、とてもスッキリしたことで撮影もぐっとしやすくなりました。最初は黄色の衣装、そしてピンク。少し雲が流れていて、晴れたり曇ったりですが、とても心地よい空気です。昼食をペンションにお願いしましたが、豪華なサンドイッチに8名が生ビール!

 午後は、ロングワンピースにカーディガンで、唐松林を背景にして爽やかで高原の雰囲気も満点。そしてウエディングドレスのような姫服をペンションの階段をシチュエーションに、1階と2階の二班に分かれて撮影。まさにDX撮影会ならではの絵です。ここではレフ板が邪魔になるのでLED照明を点けてはみましたが、それよりも自然光の方が雰囲気が出る、ということで照明はなしに。この衣装をデッキでも撮影しましたが、手摺がなくなったことで、林を背景にスッキリとした構図で撮影できます。

 5時頃、最後の衣装は浴衣。これもデッキにて和傘に弱いけれど逆光が当たるように撮影していると、夕日が徐々に林に隠れていきます。そこで脇に傘を置いて、横座りのポーズで5時半ごろまで撮影。次に二部屋をつないだ広い客室にLED照明をセットし、花魁風にして。3人ぐらいずつ交代で撮影しましたが、とにかく時間の経つのがとても早く感じられます。6時半頃、記念写真を撮影して夕食に。全員、生ビールで乾杯。魅力的な女性写真を存分に撮影し、そしておいしい料理! DX撮影会では毎度のことですが、この充実感がたまりません。そのあと風呂に入ったり、そしてペンションのバーのお酒を飲みながら、懇親会。

 二日目は朝食後のテーブルと椅子を隅に片付けて撮影スペースを作り背景に不織布を垂らして室内撮影。ゴールドの衣装で撮影し、次は、えりさんがパーティー用に買ったと言う、胸元がゴージャスな白いミニのドレス。11時半まで撮影し、機材を片付けてペンションを出発。お昼はペンションのオーナーに予約をしていただいた、そば屋で。

 そして蓼科DX撮影会最後の撮影場所が御射鹿池(みしゃかいけ)。池の畔には何人かの観光の人たちがいたので、最初は林の中で。木々の間から差し込んでくる光を逆光にして撮影していると、これまた自然の中での心地よさがあります。ちょうど散策で歩いてきた若い男性が、モデル撮影に興味を持ったようで、いろいろと質問を受けてしまいました。そのうちに湖畔にはほとんど人がいなくなったので、白樺の場所にて白い姫服で撮影。

 ここ御射鹿池は、東山魁夷画伯の名画「緑響く」のモチーフになったところです。このようなすばらしいシチュエーションで女性写真が撮影できる幸せを感じます。蓼科DX撮影会を日月で行なうのは、日曜日では観光客がいることから、まず撮影はできないだろう、と思ったからです。林の中で撮影している時は気が付かなかったのですが、白樺のところでは、すでに太陽の位置がモデルに対して右から当たるようになっていました。光を読まなければいけなかったのに、うっかりしてしまいました。そこで湖畔が背景にはならないものの逆光で撮影し、次は曇った時は湖面を背景に正面顔で、太陽が顔を出したら顔を左向きにするなど光に応じて撮影しました。

 今回は二日間とも天気に恵まれ、ペンション「ノマの森」には多大な協力もいただき、そして、さらに魅力的になったモデルのえりさんと、すべてが大満足の撮影会でした。それは、下の写真を見ていただければお分かりになると思います。