集合時は曇りでしたが、撮影会が始まるころには予報通りに雨。そこでゲートを入った近くの、誰もいない休憩所で撮影開始。屋根のためにレフ板が十分に効かないところの撮影では顔がやや暗くなりますが、それでもパソコンのレタッチで明るくすることができる程度の暗さです。そこで用意してきたストロボを使う人も。休憩所の中で場所を少しずつ変えながら1時間半ほど撮影し、早めにレストランに。そうしたら意外にもお客さんの姿はまばらで、悠々と昼食をとることができました。

 そして12時半から皇太子記念館の大屋根にて撮影しようと行くと遠足のお客さんがたくさんシートを広げています。そこで人のいない裏側に回り、そこで撮影。雨をしのぎながらも半分近くが空ということで、明るさもあり、レフ板も十分に効きます。昼食時間が過ぎた頃からシートを広げていた人たちがほぼいなくなったので、そちらに移動。傘をさしたかりなさんが雨の中、撮影する人たちが屋根の下。ここではさすがにフラッシュが必要です。

 そして、こどもの国で雨が降ったときにいちばん頼りになる温室に。すると大温室では小さな池でザリガニ採りをしている家族連れがいたので小温室に。ここでは一度に少人数でしか撮影ができませんが、アレカヤシがいいシチュエーションになります。その葉越しのカットは、なかなかいい雰囲気です。そのうちに大温室のお客さんもいなくなったのでそちらに移動。かりなさんの真っ赤な衣装と亜熱帯の緑が鮮やかなコントラストです。

 ここでワイドレンズで背景を大きく入れ込もうとすると、1枚の大きな枯れた葉が目障りに。そこにちょうど温室の係の人が通りかかったので話したら、高い脚立を持って来て快く取り除いてくれました。最後にロングワンピースに着替えて撮影。

 一日中、雨の中での撮影会になってしまいましたが、そこはかりなさんの魅力で、いろいろ変化のある絵を撮影することができました。