3年ぶりの沖縄DX撮影会で、今回も大阪の北岡さんに沖縄ツアーの手配でお世話になりました。その沖縄の、もっとも過ごしやすい季節が4月の筈なのですが、今回も、沖縄らしい天気とはいえないようです。とはいえ那覇空港に到着すると、そこは沖縄。北海道の旭川から東京経由で参加した人に言わせると、冬からいきなり夏!という暖かさです。空港で全員が合流し、ジャンボタクシー2台に分乗してラグナガーデンホテルに。各部屋にチェックインをし、そして午後3時過ぎからホテルの庭で撮影開始。モデルの友香さんも、沖縄で撮影会ということでノリノリです。

 最初の衣装は、横着な格好もできるようにとパンツ。そこで木に登ったところをいろいろなポジションから撮影し、周辺などで約1時間半ほど撮影。次の衣装に着替え、一般のお客さんもほとんどいないことからプールサイドで撮影。 まだまだ明るいのに時計の針は5時。沖縄が日本でも西にあることを実感します。それでも風が出てきたことから30分ほどで撮影を切り上げ、客室に移動。照明装置の準備をしてから続きの撮影。7時頃に撮影を終了し、8時からホテルのレストランでバイキングの夕食です。ホテルでは結婚式が行なわれ、その夜ということでレストランは大賑わいでした。

 二日目の朝、バルコニーから庭を見るとヤシの葉の揺れ方からかなりの風。屋外の撮影はあきらめて、まずは客室で撮影をすることにしました。ここで45分ほど撮影してからホテルの駐車場側の広いエントランスで撮影させてもらいました。ここは一面の大きな窓からタップリと外光が入っているので照明は要りません。大きな絵の前で立って、椅子に座って、そして明るいカーテンをシチュエーションに、などなど11時近くまで撮影。部屋に戻り、ここでもバルコニーの明るいカーテンを背に友香さんの衣装もキュートです。

 11時半に、ホテルの昼食バイキング。どれを食べようか迷ってしまうほどのいろいろな料理からデザートまで。14人全員で、一つのテーブルを囲みました。外は相変わらず強い風が吹いているので、午後も客室で撮影です。

 ベッドの上に背景に使う薄紫色の不織布を敷き、その上に友香さんは座ったり、横になったり、仰向けになったり。仰向けの写真は、新鮮です。次にバルコニーを背景にカーテンを左右から挟むと縦長の被写体もうまく構図に収まります。次の衣装は、まるでアニメの世界から飛び出したような、キュートで可愛い黒いミニのワンピース。友香さんのスタイルの良さが際立ちます。

 そして4時過ぎからは結婚式が終わったチャペルで撮影。ここラグナガーデンホテルならではの、すばらしいシチュエーションです。白い豪華なレースのカーテンを背景に、今度は真っ赤なミニのワンピース。掲載の写真は、ワイドレンズを画面上部を空けて水平アングルで撮影したもので、パソコンで画像を加工したものではありませんが、友香さんスタイルは見事です。

 チャペルでは、左右の青い壁が独特の雰囲気ですが、これは青い光によって作られたもので、ここに照明装置の光を当てるとその青さが薄らいでしまいます。そこで照明装置の光があまり届かないような方向から照射。すると青い背景に赤い衣装という、鮮やかなコントラストになりました。そして白い姫服に着替え、床に座ったところを、背景の青が生きるように照明を半分に落として撮影。6時頃までチャペルでゆったりと撮影することができました。

 客室に戻り、DX撮影会では定番になった花魁風の写真。明るい友香さんは、本当に撮影をしていて楽しいです。7時25分に撮影を終了し7時半にホテルに紹介していただいた地元の居酒屋さん「ひのえ」に。 送迎もしてもらえ、そして、どの料理もとても美味しく、この二日目の夕食も沖縄DX撮影会の楽しみの一つになってきました。

 三日目はやっと風も収まり、沖縄らしい天気になりました。まずはホテル駐車場正面の滝の壁とアダンの木の前で撮影。そしてホテルの庭の定番撮影ポイントである、アレカヤシのそば。曇ってはきましたが、友香さんの爽やかな衣装が南の島の雰囲気に合います。11時半近くまで撮影し、昼食は和食のバイキング。天ぷら、牛と豚のしゃぶしゃぶ、お寿司、そのほかさまざまな料理にデザートが食べ放題です。

 午後は1時から13階のラウンジで撮影をさせてもらうことに。ロング、そしてミニのワンピースもフォトジェニックです。こうして3時前に撮影を終了し、荷物をまとめて那覇空港に向かいました。

 今回も明るく楽しい撮影会にしてくれた友香さん、そして、いろいろなシチュエーションを提供していただいたラグナガーデンホテルに感謝です。