蓼科高原の標高1390メートルにある「ペンション ノマの森」。下界の猛暑から逃れての、まさに避暑DX撮影会です。涼しく爽やかな空気はさすがに気持ちがいいです。10時にペンションに集合し、まずは広いウッドデッキで、かりなさんの髪の毛が逆光で光る場所で手慣らしの撮影。調子が出てきたところでピンクのトップスに着替え、デッキのベンチをシチュエーションに。帽子がポーズ作りに効果的です。またウッドデッキでは土の上とは違い座り込んでの撮影も楽。それだけカメラポジションも自在です。黄色と青の衣装では、上半身を撮るか全身を撮るかで写真の雰囲気が変わります。そうこう撮影しているうちにもう12時半、昼食です。そして何人かがビール! このペンションでは生ビールです。

 午後は、かりなさん自前のふんわり華やかな白のトップス。これが見事なほどにフォトジェニックで、ベンチで仰向けになったところは下の写真に掲載しましたが、まさに「至福の絵」です。次の衣装は黒いトップスですが、かりなさんのエンジの帽子が、また似合います。3時半頃かりなさんの着替えと室内撮影の準備をしているとき、またもや「午後の生ビール!」。高原の爽やかな空気の中、魅力的なモデルを撮影しながらの生ビールはたまりませんね。

 そして室内の撮影は、食堂のテーブルと椅子を移動していただいてできた広い空間に、布でカーテンぽい背景を作りました。衣装はインターネットで手に入れた、ややクラシックなロングドレス。ババロア初お披露目ですが、細くくびれたウエストが、かりなさんにピッタリ。そして渋い色調が新鮮です。次はペンションの階段の途中で腰を下ろしたところを撮ることにしました。階段の1階側と上側に分かれ、途中で入れ替えたりしましたが、なかなかおもしろい構図の写真が撮影できました。

 今日最後の衣装は、ミニ浴衣に青いカツラ。ここでも、かりなさんの魅力がさらに発揮され、セクシーでキュート! まさにデラックス撮影会ならではの、とっておきの演出です。こうして6時15分頃撮影会は終了。休みなしのかりなさん、お疲れさまでした。テーブルを元に戻し、ペンション ノマの森のもう一つの楽しみである食事。6時50分、全員で乾杯! そして全員、美味しい美味しいの連発です。

 二日目は8時に朝食、そして9時半から食堂で撮影です。室内なので夜の雰囲気の衣装ですが、まさに昨日からの続きのような、妖艶ながらも可愛らしい、かりなさんです。背景に垂らした布のドット模様が、レンズのボケ特性を如実に現します。10時半からウッドデッキで紫の衣装で約1時間撮影。記念撮影をして機材を片付け、ペンションを出発。

 昼食はペンションのオーナーに予約をしていただいた昨年と同じそば屋さん。この時期だけという「早刈りそば」は初めてでしたが、とても美味しかったです。そして午後の撮影は昨年と同じ風光明媚な御射鹿池(みしゃかいけ)。月曜日だけに一般のお客さんもほとんどいないことからまずは白樺の木のそばで撮影。ここも標高は高いのですが、太陽の直射光には結構な暑さを感じます。でも湖面に映る木々の緑が何ともきれいです。

 前回は行かなかった池の左手でも撮影することにしました。真っ赤な衣装が緑のシチュエーションに映えます。そして最後は白い衣装に着替え、池の畔の石に腰を下ろして。撮影場所が狭く、近づいてワイドレンズで撮れる人は交代になりましたがその池を背景にした、かりなさん全身のカットは、絵のようなな1枚になりました。左の状況写真からも分かると思いますが、御射鹿池は、女性写真の撮影には実にすばらしいところです。

 今回も撮影にいろいろと協力をいただいた「ペンション ノマの森」に感謝です。そして天気にも恵まれ、かりなさんの頑張りによって、とても充実した、楽しい撮影会になりました。