大阪の撮影会では、もう定番の会場となった万博公園。20人規模の撮影会であれば、どうぞご自由に、と、撮影会に大変理解のある公園です。モデルの麻衣さんは、ババロアは3回目。大阪はもちろん初めてです。参加者16名のうち、1名の初参加の方に加え、4月の撮影会から参加されるようになった2名の女性参加者のおかげで、とても和やかな雰囲気です。この和やかさをさらに盛り上げているのが、早くも缶ビールでウォーミングアップをしている、約3名。いいんです、とにかく撮影を楽しんでいただくことが、ババロアの目的ですから。

 最初の撮影は日本庭園の「洲浜」で。土曜日ですが一般のお客さんは二、三人が、時々近くを通るだけです。モデルの仕事にはまだ慣れていないだけに麻衣さんのポーズにはぎこちなさがありますが、そこは、あどけなさが残る可愛らしさがカバーしています。途中で着替えをして、ほぼ同じ場所で撮影を続けました。ゆったりと、のんびりと、こんな撮影の場所を提供していただける万博公園に感謝です。

 12時半近くになったところで民俗学博物館のレストランに行き、昼食。メニューの東南アジアの料理やビールが、皆さんに好評です。

 午後は自然文化園の中の「砂の広場」で撮影。明日の日曜日は大阪の大手カメラ店の大規模なモデル撮影会があるために、絶対に撮影できない場所です。もちろん今日は、一般の人もほとんどいません。その白い壁に麻衣さん自前の水色のワンピースが映えます。

 午後2着目の衣装は黒の上下で、爽やかな緑を背景に。この場所は、大規模モデル撮影会ではお定まりのシチュエーションだそうです。確かに、たくさんある岩にもたれたり、乗ったりすれば、とてもいい絵になります。そこで最後の衣装では、ロングワンピースに黒いトップスを着て、岩に寝そべってもらいました。まさに女性写真のためにしつらえられたような舞台です。

 ちょうど新緑も映え、爽やかな天気に恵まれた撮影会でした。大撮影会のある明日は、どこで撮影しましょうか。