一週間前の大阪が寒かったことから、通常の確率では少しは良くなる筈ですが、半面、天気は周期的に変化することからすれば、寒くなるかも…。そして二、三日前の予報では晴れですが、何と真冬並みの寒さとか! そこで女房と町田市に撮影に使えそうな防寒衣装を買いに行きました。モデルの麻衣さんは首都圏のババロアでは初登場。早朝、名古屋から新幹線で来てもらいました。そして、こどもの国が開場する午前9時半に正門前に集合。ところが正門前は、もの凄い人たちです。何でも少年サッカーと駅伝の大きなイベントがあるとか。ババロアは一般のお客さんのいないところを基本にしますから大丈夫ですが、昼食のレストランが混みそうです。

 撮影会で雨が降ってきたときに頼りになる温室が、今回は最大のよりどころです。そこで、その温室のほうで撮影することにしました。まずは手慣らしということでトイレのタイルの壁。すると日が射してきたので逆光で撮るべく日の当たる場所に移動。風がないだけ、まだ寒さはしのげます。近くのサガンカが咲いているところでは、日が出ていると順光になってしまいますが、太陽が雲に隠れると撮影できます。この時期としては、唯一花の色のある写真が撮影できました。そして温室。とはいっても外よりは幾分暖かい程度。そこで肩の出る衣装にときどき白いマフラーを組み合わせて撮影。

 1時半過ぎにレストランに行きましたが、まだ結構混んでいます。その遅めの昼食、そして次の撮影場所探しに時間を使ってしまいました。日が当たりながらも風の来ない場所です。それが左の写真の道路脇。逆光がきれいですが、しばらく撮影していると徐々に影が迫ってきます。そこで光のある場所として、駅伝が終わったグランドに移動。日陰故に青空からの光で青く写る地面に対して黄金色に輝く髪の毛という絵を撮影。最後はかなり傾いてきた太陽に対して順光で全身を撮ることにしました。

 小春日和を期待していたのですが現実は真冬並みの寒さ。そんな中、麻衣さんには頑張ってもらい、何とかババロアらしい絵を撮ってもらうことができました。