今年5月のババロアDXではいろいろと協力をいただき、とても撮影会がしやすかったことから、今回も愛知県蒲郡市形原温泉のホテル ボンセジュールにて開催しました。晴天ですが、風が吹いていることからまずはチャペル前の中庭で撮影開始。ババロアDXはいつもそうですが、みなさんまずはおしゃべりに花が咲き、そして徐々に撮影モードに。かりなさんの衣装は、ババロアではおなじみの白のニット。やはり髪の毛が光るところでも撮影したいので、中庭から階段を降りた、あまり風の来ない駐車場に移動。すると、かりなさんのキュートな魅力も増して、とてもフォトジェニックです。通常は1時間ほどで衣装を替えるのですが、その美しさから結局昼食まで撮影してしまいました。

 昼食はホテルの食堂で。もちろん何人かがビール! 一人に瓶1本だったことから結構気分がよくなってしまいました。そのビール代を、ウエブサイトでババロア応援団をしてくれているウランちゃんが出してくれました。会費などいっさいとっていないのに、太っ腹のウランちゃん、ご馳走さまでした。

 午後はホテルのそばの「あじさいの里」の池で撮影。風も収まり、ポカポカと、暖かくて気持ちのいい小春日和です。天気予報では明日は雨とのことで、屋外で撮れるのは今日だけ。そこで存分に逆光撮影をしました。それでも3時半頃には太陽が山の端に。陰った静かな池を背景に少し撮影してホテルに戻り、室内撮影です。

 白く透けた、妖艶な衣装を着たかりなさんは、もうそれだけで絵になります。部屋のカーテンの前で、そしてソファに座って。今日最後の衣装は、クラシックなロングドレス。できればシチュエーションをいじりたかったのですが、夕食が6時からと十分な時間がなかったため、安易と思いながらもカーテンの前で撮影しました。ところがそこは、かりなさん。凝ったシチュエーションは不要でした。昔見た、アメリカ映画の一シーンのようです。こうして5時半過ぎに全員で記念写真を撮影し、撮影会は終了。6時から夕食、そして8時ころから私の部屋で懇親会。みなさんが飲み物やおつまみをいろいろ持って来たので飲みきれない、食べきれないほどでしたが、これもババロアDXの楽しみの一つです。

 11日は朝9時半過ぎから客室で撮影。赤いミニのワンピースに後ろにラインの入ったストッキングが新鮮です。このような、お人形のような写真が撮影できるのも、ババロアDXです。次はゴールドの衣装に着替え、ソファに赤い布をかぶせたところに仰向けになって。これを椅子に乗って上から撮影すると、カーテンの遠近感のあるラインがおもしろい効果を発揮します。

 ホテルボンセジュールの広めのツインルームを使わせていただいたことから窮屈な思いをすることなく、存分に撮影することができます。そして昼食を終え、いよいよホテルの衣装を借りての撮影です。いろいろと迷いましたが、白いウエディングドレスに。その見事な美しさに、全員ウットリ。いやいや写真を撮らねば、撮らねば。かりなさん曰く「これで、また婚期が遅れます…」。ホテルロビーの二カ所で撮影している様子が、左の写真です。

 それにしても、ここホテルボンセジュールの協力には、大感謝です。こんなに豪華な衣装を無料で使わせていただけるとは。このような太っ腹なホテルは、ほかにはないでしょう。ババロアとしては、大助かりです。モデル撮影会に理解を示してくれて、さらにこのサービス。本当にありがとうございました。

 魅力的なモデルに魅力的な衣装。まさにババロアの神髄です。そして今回、新たな試みをすることにしました。それが浴衣ではありますが、これを花魁風に着てみよう、と。私も正式な着方は知りませんが、着崩して帯を前に結んでみました。すると、かりなさんの見事なほどの妖艶さ!背景には紫とエンジの不織布を垂らしましたが、その色のバランスもきれいです。

 この花魁風は、ババロアDX撮影会の新たな魅力になったのではないかと、確信しました。そして何よりもすばらしいのが、かりなさんの美しさです。その上に、さまざまな表情や仕草ができ、そこで撮影した写真は、参加者全員の宝です。かりなさん、ありがとう!