6月4、5日(土、日曜日) 蓼科DX 撮影会会場/ペンション ノマの森 モデル/かりな

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 昨年夏のロケで、猛暑から逃れようと訪れたのが蓼科高原のペンション ノマの森。1390メートルという標高による涼しさ、広いウッドデッキ、そして食事のおいしさから、ババロアDX撮影会の開催を決めました。ところがひとつウッカリしていて、6月初めの標高1390メートルは、ツツジやヤマブキが満開で平地では4月から5月の気温。それでも撮影会当日は幸い好天に恵まれ、暖かい日差しが注いでいます。10時に集合し、さっそくウッドデッキで撮影を開始。今日は一日中、このペンションでゆったりと撮影です。

 最初の衣装は黒いトップス。前日ペンションに来る途中、茅野の衣料品店で買った黒の帽子が、これに合います。2着目は南の島が似合いそうなロングワンピですが、高原の緑も合います。そして昼食はペンションにてカレー。私を含めて何人かがビール。しかも生ビールです! 午後は、生ビールを飲みながらの撮影会ができそうです。

 その午後は、青いトップス、黒のミニスカート、途中でトップスを着替え、ウッドデッキの様々なシチュエーションを利用して撮影です。ここには大きなパラソル付きのテーブルが三つもあり、その日陰に撮影機材を置くことができるので、これが撮影会にとっては助かります。そして3時頃、かりなさんが着替えをしているときに、さっそく生ビール!ペンションの人が、アツアツのポップコーンをいっぱい作ってくれました。爽やかな高原でおつまみとビール、という撮影会。たまりません。

 次の衣装は、爽やかなマキシワンピース、そして浴衣。ババロアDX撮影会では恒例の衣装ですが、モデルの魅力が加わることで、印象も変わります。浴衣で、ウッドデッキの手摺を避けるように横になったポーズでは、下に布を一枚敷けば雰囲気が良くなったのではと、これは反省点です。5時過ぎまでウッドデッキで撮影しましたが、徐々に気温も下がってきました。そこで最後はペンションのサロンで撮影。薪ストーブに火を入れていただいたことで、心地よい暖かさです。

 6時半、外はまだ明るいのですが楽しみにしていた夕食です。このペンションの食事は工夫を凝らした手の込んだもので、お酒にもピッタリです。また地元で採れたという野菜は、かりなさんも絶賛の美味しさ。ビール派はもちろん生ビール!そして白ワインも料理に合います。この夕食の楽しさを、左の写真でチラリとご覧ください。その後、サロンで懇親会…

 明くる朝も晴れ。新緑が鮮やかです。8時から朝食、そして食堂の椅子とテーブルを隅に片付け、そこで9時半から撮影会。その黒の衣装のままペンションの階段に移動し、そこでストロボを使っての撮影。ピンクの姫服に着替えて、再度食堂で撮影。こうしてペンションで11時半近くまで撮影し、機材の片付け。昼食はペンションのご主人が予約してくれた近くのお蕎麦屋さん。この先にお蕎麦屋さんが?という細い道を進んで行くと、駐車場には何台もの車が。口コミで有名なお店のようで、美味しかったです。

 そして今回の屋外撮影の場所として考えていた御射鹿池(みしゃかいけ)。東山魁夷画伯の「緑響く」の絵のモチーフになった人工の池ですが、その湖面への森の映り込みの美しさで訪れる人が絶えない所です。ところが丁度運良く、湖畔の白樺の木が生えているところには誰もいません。そこでさっそく撮影開始。かりなさんの衣装は白の姫服で、まさに絵のような写真を撮影することができました。とはいえ曇ってきて、ここも標高が高いので涼しいというよりは、肌を出しているかりなさんにしてみれば寒いくらい。でも、頑張ってもらいました。

 天気はまだ大丈夫のようです。そこで横谷峡の公共駐車場に車を止めて、撮影場所を探して遊歩道を下りました。そして乙女滝の少し上流の岩場で最後の撮影です。背景は渓流と緑、ということで衣装は赤。

 こうして4時半に撮影会終了。初日は好天、二日目も何とか持って、心配していた雨に降られることもなく終えることができました。撮影会にいろいろと協力していただいた、ペンション ノマの森に感謝です。そして真夏の猛暑から逃れることができるということで、8月の平日にでも、またDX撮影会を開催したいな、と考えています。