5月14〜16日(土〜月曜日) 宮崎ツアー モデル/かりな

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 新燃岳の噴火で暗い日々を送っているという都城市のババロア参加者が、開催を決定したところ皆元気が出たという宮崎ツアー撮影会。今回の参加者は、地元宮崎からの4名に加え、首都圏から2名、福岡から1名の計7名。少人数で撮影できるという点では理想的な撮影会です。 昼前に宮崎空港の到着ロビーに集合。空港のレストランで昼食をとり、車やレンタカーでフローランテ宮崎へ。女性写真のシチュエーションが無尽蔵にあるフローランテ宮崎の中でも少人数だからこそ可能なところで撮影します。それが街並み見本園と花づくり見本園です。

 まずは街並み見本園の洋風の建物にて緑を背景に撮影。ときどき流れてくる爽やかな風が心地いいです。 ただあまりにもいい天気のために日射病にならないよう、ある程度撮影したところでかりなさんには建物の中に入ってもらい、壁やドアなどで撮影。次は衣装を変えて花づくり見本園に移動。青く塗られたベンチの色のコントラストがきれいです。

 少人数による撮影ですからひとつの場所に長くいる必要はなく、少しずつ場所を移動しながら、どんどん撮影していきます。花づくり見本園には庭、塀、壁、玄関など、家のエクステリアに関するさまざまなシチュエーションがあります。途中でまた衣装を替えて、それらを利用しての撮影です。

 天気がよかったことから昼過ぎに着いたときには駐車場が満杯状態でしたが、4時を過ぎるとお客さんの数も減ってきました。そこで最後は園内の広い道路で撮影。そして4時45分頃、記念写真を撮影し、各自一旦ホテルや自宅に戻りました。そしてツアーのもう一つの楽しみが夕食。宮崎市に来たときには必ず行きたい店が、中央通りの「やまぢ」。ここに6時の約束でしたが、私が道を間違えて10分の遅刻。それでも乾杯のビールの美味しいこと。そして地元の食材を使った料理に芋焼酎と、宮崎の食を堪能しました。

 二日目はフローランテ宮崎におけるスタンダード撮影会。夕食は宮崎牛の焼き肉食べ放題で、これにも大満足。そして三日目は、都城市の参加者が探してロケハンをしてくれた英国式庭園。ここはフローランテ宮崎の南北に作られた国際海浜エントランスプラザの南側ゾーンにあるすばらしい庭園。そして駐車場も無料なら、入園料も無し。にもかかわらず、女性写真の撮影にはすばらしいシチュエーションがいっぱいです。

 土日は喫茶室になる中央の建物ガーデンハウスは、4面がそれぞれ趣の異なった外観に作られており、4パターンの英国式庭園が展開しています。まずは正面の門のところから撮影を始めました。かりなさんの衣装も、紫のブラウスでシックに。月曜日ということもあって、ほとんど人がいません。ときどき散策する人が訪れたり、ジョギングの人が少し離れたところを走る程度です。公園の管理事務所には連絡をしましたが、それにしてもこのようなところで無料で撮影させてもらっていいのだろうかと思うほど、見事に整備された庭園です。かりなさん2着目の衣装がベルベットの紺のワンピース。これが石の壁に合います。

 昼食は車で近くのイタリアンレストランでとり、再び英国式庭園に戻り撮影の続き。庭園のそばのバラが咲いているところでこれを前ボケにして、背後の花が後ボケになるところで撮影。そしていよいよ、もっとも絵になるフォーマルガーデン。かりなさんの真っ白な姫服が見事にマッチします。さらに壁のツルバラのピンクの花がちょうどきれいに咲いていて、絶好のタイミングでした。この庭園では近くの大型リゾートホテルの新婚カップルの前撮りとも遭遇しましたが、私たちはその邪魔にならないように撮影しました。

 フローランテ宮崎といい、ここ英国式庭園といい、ババロア撮影会にとって、これほど見事なまでのシチュエーションが整えられた願ったり叶ったりの公園はありません。CAPAのコラムにも書きましたが、神戸市のようなモデル撮影会に理不尽な施策をとる自治体があるかと思えば、それとは反対に写真撮影に理解のある宮崎市。宮崎市では、またババロア撮影会を開催したいと考えています。