避難所(体育館)の保温対策

2011年3月23日

「災害避難時の(天井の高い)体育館等の屋内保温対策」


 30余年の教員生活で、南国高知でも冬の体育館の寒さは痛感しています。暖房設備のない体育館での避難生活は私どもの想像さえ及ばない苦労がおありだろうと心配することだけしかできません。

 そこで思いついたことがあるので提案いたします。物づくりが好きでいろいろな工夫をしておりますが、次の案は専門的な知識があってのことではありません。また実際に試したわけでもありませんので、有効かどうかの保障はありませんが、今はできることは何でも検討してみる必要があるのではないかと思います。

 卒業式などで体育館にストーブを集めて暖房したこともありますが、天井が高いので暖まった空気は上に逃げていきます。それで、天井を低くする方法を思いついたのです。

 ビニールハウスで使うビニールシートで仮の天井を作るのです。照明のことを考えると透明なシートが理想でしょう。

 私がこれまでに見てきた体育館では、壁面の最低2面には床から4m位の高さでしょうか、上の窓を開け閉めしたりできる通路がありました。それを利用してビニールシートを張り巡らせて暖かい空気が上に逃げるのを防ぐのです。具体的な方法は次の通りです。

具体的な設置方法を図で説明します(ここをクリック)


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