交差点だけ車道を走る自転車に要注意

2016年10月15日

少し前のことです。片側2車線で左折レーンもある割と大きな交差点です。信号が青になって左折しようとするといきなり自転車が現れたのです。

おじさんは安全運転には気をつけています。左折のときはドアミラーを見て、後方の死角部分を確認し、ドアミラーを意識しながら左折を始めます。

青信号で発進して、ドアミラーを見たときには死角に入っていて見えなかった自転車が、後方確認するまでのタイミングでおじさんの車を追い越したのだと思います。

何年か前からエコドライブを心がけているので、かなりゆっくり発進しています。そのために急に目の前に現れた自転車にも対応できたのですが、普通に走っていたら事故になっていたかもしれません。

最近になってまた同じようなことがありました。同じ交差点です。信号は青だったので信号待ちをせずに左折できます。信号の少し手前の歩道を自転車が走っています。おじさんがスピードを落として左折しても、自転車が横断歩道にさしかかる前には左折が終わるくらいですが、横断歩道の手前で停止して自転車を渡らすことにしました。

スピードを落として左折を始めようとしたら、また目の前に自転車が現れたのです。スピードを落としていたのでヒヤッとしただけですみました。もしスピードを落としていなかったら事故になっていたでしょう。

この自転車が最初から車道を走っていれば何の問題もなかったのです。ところがこの自転車は歩道を走っていて、交差点だけ車道に降りたのです。車道に降りたのは少しでも走る距離を短くしたかったからでしょう。しかも車道に降りる前にスピードを上げたと思います。

おじさんにも問題はあります。自転車が歩道を走っているのを見ているため横断歩道を渡ると勝手に思い込んでいたことです。でもこんな思い込みはおじさんだけでしょうか。そうではないと思います。そうだとしたらこの自転車は相当危険な走り方をしていると思います。

タックシールのレイアウト

この自転車に乗っている人は自分の技術だけで車をすり抜けながら走っていると思っているかもしれません。でも車の運転手をヒヤッとさせていること、そして車の運転手に守られているから事故になっていないことに気づいて欲しいです。自転車の危険な運転を見るたびにそう思います。

それでも、そんな自転車に対しても、事故を起こさないように細心の注意を払わないといけませんね。

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