「酒は百薬の長」とは言うけれど・・・・

2008年12月10日

12月、1月は忘年会、新年会のシーズンでお金も体も忙しくなりますね。例年なら、おじさんも仕事上のつきあいとは言え、せっせと夜の街に繰り出していました。が、今年は自分から企画しないと飲み会はなく、それが飲兵衛にとっては、少し淋しくもあるようです。

さて、ここからはおばさんの体験談。

11月、おじさんの退職記念旅行から帰った翌日、友人の家に招かれて、イタリアワインの新酒ノヴェッロを飲みました。今やすっかりポピュラーになったボジョレーヌーボーに比べると、まだまだ知名度は低いのですが、地域も品種もバラエティに富んでいるので、ここ数年はとても楽しみにしています。

美味しい手料理に楽しい仲間との会話、そして主役のノヴェッロ、と時間が経つのも忘れそうになるくらい心地よい夜を過ごし、帰りのタクシーに乗った時のことです。「あれっ?何だか気持ち悪いな。車に酔ったのかな?でもちょっと頭も痛いぞ。少し飲み過ぎたのかな?」それ以上はあまり深く考えず、その日はお風呂に入ってすぐに床につきました。

翌日、朝食は済ませたものの何となく気分がすっきりしない、頭も痛い。お昼は急遽うどんに変更。夜は普通に作ったけれど、アルコールはパス。というか、ビール瓶を見るのもイヤ。そんなおばさんを見ておじさんが一言。
「それを二日酔いと言うんだよ。」
そういえば、昨晩は美味しいワインと居心地の良さで、ついつい自分の許容量を超えていたような。お代わりした種類もあったし・・・。そうです!ちょっと調子に乗りすぎてしまったのです!その事に気づいて益々頭がズ・キ・ズ・キ!

人生半世紀にして、初めて二日酔いの本当の意味を知ったおばさん。「人生にはまだまだ知らないことがあるものだなあ」と妙に納得してしまいました。結局、人生初の二日酔いは、時々起こる偏頭痛が三日ほど続いて終わりました。

今までは「飲兵衛の妻です」と紹介していたのに、いつの間にか自分が飲兵衛になってしまい、まさにおじさんの思うつぼ。実際、お酒断ちをしたのはたったの二日だけ。三日目にはしっかりとワインを飲んでいました。

宴会続きの皆さん、どうぞ、くれぐれも翌日に響かない程度に美味しいお酒を飲んで下さいね。

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