ETCの魅力(その2)

2003年9月23日

前回(9/22)、須崎東まで高速が延びたのが昨年3月だったと思うと書いたのですが、開通は昨年の9月16日だったようです。先日、高知新聞のホームページを見ていて次のような記事に気が付きました。

「開通1年の伊野―須崎東 交通量が予想の1・5倍」>
(IC)―須崎東ICの1年間の利用状況をまとめた。1日当たりの交通量は6395台と、当初予想の4000台を大きく上回った。(以下略、2003年09月13日 高知新聞ホームページ)

ETCの魅力は、「お先に」と思いながら通り抜ける喜びだと書いたのですが、9月12日の朝日新聞の広告に

「料金所での優越感を、・・・・・・」

というコピーがありました。

先週、須崎東から伊野まで利用した時は伊野ICで出る車が少なそうだったので残念と思っていたら、何と、高知方面からの車が料金所前で20台ほど並んでいたのです。当然おじさんは1台も並んでいないETC専用のレーンを走ってご機嫌でした。まさに優越感です。

でも、ずっと前から気が付いているのですが、ETC専用のレーンまでに渋滞していたら少なくともそこまでは一般の車と同じように渋滞に巻き込まれるのです。これだとETCのメリットが半減です。その渋滞が長ければETCのメリットがないのと同じになってしまいます。また、高知近辺のインターでは渋滞時だと思うのですが、一般の車もETCのゲートを通れるようになっていることがありました。これもETCのメリットがなくなります。

おじさんは優越感も魅力ですが、それよりもETCがしっかりと普及して渋滞がなくなって欲しいと思っています。ほとんどの車がETCを搭載し、料金所もETC専用が中心となれば、年末年始やお盆時のラッシュもずいぶんと緩和されると思いますし、料金所の人件費もずいぶんと軽減されると思います。当然、現在料金所で働いている方々の雇用をきちんと保障することは必要です。

早くETCが普及するような思い切った方策を講じて欲しいと思います。
ちなみに、ETC前払い割引サービスのホームページはこちらです。

http://www.etc-plaza.jp/index.html

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