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>>>くだもの
-- 05/08/05-12:23..No.[851] |
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カラカラ・・・コロン。 コロナの街の酒場のドアが開く音が街中に響く。 酒場の常連客たちは、ドアの方向に顔を向けた。 そこには、この街では見かけない一人の少女がたっていた。 その少女は、サラサラした桃色の髪の毛。青くキレイなつぶらな瞳。その少女よりも大きな弓をもった少女だった。 「よお。このあたりでは、見かけない顔だな。名前はなんだ?」 やさしく声をかけたのは、この酒場のマスターだった。 「こんにちわ。名前は・・・、えっと、コミラ・テンクルです。職業は、レンジャーで、13歳です。」 マスター:「コミラ・テンクルちゃんか・・・。よろしくな。二階の部屋が空いているんだ。よかったら、とまってってもいいぜ。どうだい?」 コミラ:「いいんですか!?ありがとうございます!」 コミラは、よろこんで二階へあがろうとしたとき、また、酒場のドアが開く音がした。 「あ〜!つかれた〜!マスター、しっかり成功させたぜ。この依頼。」 そこへはいってきたのは、全身真っ赤な人と、全身真っ青なひとだった。 マスター:「おお。ありがとな、アルター、マーロ。ちょうどよかった。お前らに紹介したいヤツがいるんだ。そこにいる、コミラ・テンクルだよ。」 といい、マスターは、コミラの方を指差した。 アルター:「ああ。オレはアルター・グレイだ。よろしくな。戦士で、この街では、一番役にたつかもしれねえ。ま、出かけるときは、オレを誘えよな。」 マーロ:「オレは、マーロ・フォンテだ。魔術士だからな。あ、一応言っとくケド、オレは、男だからな!」 コミラ:「コミラ・テンクルです。よろしくね!アルターお兄ちゃんに、マーロお兄ちゃん!」 マスター:「まあ、赤いほうが、アルター、青いほうがマーロって、覚えておけばいいさ。」 アルターとマーロは、コミラの、「お兄ちゃん」と言われ、なにやら、心が動いた様子だった。 コミラは、そのまま、二階の部屋に上がっていった。 カチャ・・・、バタン。 コミコ:「わー、いいお部屋!・・・、ん?かえるさん・・・?」 コミラが入ったへやには、一匹のかえるがいた。 かえるは、ビックリして、部屋中を走り回った。 コミラ:「どーしたの?かえるさん!」 「けろ!ごめんなさいけろ!ごめんっていっても、どうせ、言葉は伝わらないけど、ごめんなさいけろ〜!」 コミラ:「まって!言葉、伝わってるよ!ごめんなんて、あやまらないで!」 「けろ!?なんで、言葉がわかるけろ?言葉がわかる・・・。仲間だけろ!友達けろ!まつけろ!キミ、もしかして・・・、かえるけろ!?」 かえるは、興奮しまくっていた。 コミラ:「かえる・・・。そう、かえるだったの。で、ラドゥって人に、人間の姿に変えてもらったんだ。あっ、私、コミラ・テンクル、よろしくね!」 「ラドゥけろ・・・?そうかけろ!コミラは、呪いでかえるの姿になっていたんだけろね!?でも、ここで、すごしていったら、きっと、本当の姿にもどれるけろよ。」 コミラ:「記憶もなくしちゃったの・・・。記憶も、もどるかな・・・。」 「もどるけろ!ケロが、もどさせるけろ!」 コミラ:「・・・・。ありがとう!あっ、ケロちゃんって、よばせてもらってもいい?」 ケロちゃん:「いいけろ!」 コミラは、この街にきて、なにかが・・・・・、すべてが始まったような気がした。 つづく |
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はじめまして。 >>> くだもの -- 05/08/05-12:29..No.[852] | |||
初めて書かせていただきました。 なんだか、書いてる時間は長いのに、読んでみると、すっごく短いお話になってしまっていて、ビックリしました。なんか、話が、パッパと過ぎていってしまって、わかりにくいと思いますがどうか、わかってください。 みなさんのお話は、とてもよくて・・・、私はまだまだダメなお話しか、かけませんが、これからも、よろしくおねがいします。 | |||
かわいいです〜! >>> 花 -- 05/08/16-03:01..No.[854] | |||
はじめまして、くだものさん。花と申します。コミラちゃんは十三歳なんですかー!彼女のかわいさに、私は撃沈しました(笑)にしても赤いほうがアルター、青いほうがマーロって……ゲーム中でも出てきた台詞でしたっけ? わかりやすすぎてつい笑ってしまいました。 コミラちゃんの一年、これからいろんなことがありそうで楽しみです♪ 続編お待ちしております。 花でした〜 | |||
どういたしまして! >>> くだもの -- 05/08/21-20:09..No.[861] | |||
花さん、返信ありがとうございます! これからも、がんばって書いていこうと思います。 返信、ありがとうございました! | |||