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壁紙素材にはM/Y/D/S 動物のイラスト集様の素材を利用しています。

幼虫の飼育方法

・セット方法
 1.念のために昆虫マットは電子レンジまたは熱湯につけて殺菌する。
 2.よく冷ましてからケース内に5〜10cm程土を保水しながら敷いていく。
  (手で握って団子状に固まるくらいがよく水が染み出すのはよくない)
  マットをセットする際には押し固めながらセットするのがよい。
  (固い場所のほうが安全だと思っているのでなじみやすい)
 3.シートを挟んでから蓋をする。

・普段の飼育
 多く育てたい場合はあまり多く一度に飼育しない方がよいです。
 (1令や2令幼虫は共食いする場合があります)
 マットは糞が目立つようになってきたら交換します。
 冬場は特に乾燥しやすいので適度に保水します。
 マットは幼虫がまだ小さい頃は粒子の小さな発酵済みのものがよいです。
 腐葉土で飼育する場合は下の方に土を入れてやらないと蛹室が作れません。
 成虫の大きさは幼虫時の成長で決まってしまいますのでたくさんエサを食べさせて大きく育てましょう。
 国産のカブトムシの場合は常温飼育で問題ありません、暗い静かな場所で保管しましょう。
 3令幼虫は順調に成長すれば♂で30〜35g、♀で20〜25g程度になります。


幼虫が黒くなったら
 カブトムシの幼虫は乳白色をしていますが、黒い斑点などが出てきたら病気の印
 うまく成虫に育たないことが多いのでほかにうつらないように別の容器で管理します。
 完全に真黒になってしまってる場合は内臓がすでに腐ってしまっているので
 すでに死亡しています。

幼虫がマットから出てきてしまう場合
 マットが幼虫に合っていないか酸欠状態や飼育数が多いなど飼育環境に問題があります。
 別のマットに変えたり、飼育数を減らすなどの処置が必要です。

・蛹
 常温飼育の場合は春から梅雨にかけて蛹化します。
 蛹室は固い土壌の部分に作るため、春になったら底の部分のマットは固く押し固めます。
 (腐葉土飼育の場合は土を入れてやらないと蛹室が作れないので必ず入れること)
 蛹はデリケートなため温度変化や振動の少ない場所で飼育します。
 蛹室に問題があったり観察したい場合などは人工蛹室に移しますが、蛹化後3・4日たってから
 移さないとまだ体が固まっておらず危険です。 基本的には自分で作った蛹室が最も安全です。

・羽化したら
 羽化後はまだ体が固まっていないので自分で上に出てくるまで待った方がよいです。
 また、羽化後はまだ幼虫時の栄養が残っているためすぐにはエサは食べません。

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