E9/40
Gloster Meteor British Interceptor |
E9/40 Gloster MeteorはE28/39に続く実戦機として設計され1943年に初飛行を行った。Rover社W.2を搭載したF9/40の初号機DG202は現在は英国のRoyal Air Force Museum
Londonに保存されている。F9/40はその後Meteorと呼ばれるようになり、第2次世界大戦後半から活躍した。その頃ドイツからロンドンに向けPulse Jetを装備し現代の巡航Missileに相当するV-1 Rocketによる空襲が行われていたが、Meteorの高速を利用し、V-1の翼の下にMeteorの翼を位置させ、V-1の翼のバランスを失わせ、迎撃を行った。Meteor F8はRolls Royce社のDerwent Mk VIIIが搭載され最高速度960Km/hrの戦闘機として1950年代英国空軍の主力機となった。Meteor は3900機が生産され英国では1957年まで、またイスラエルを含む各国で使用された。なお射出座席のメーカーであるMartin-Baker社ではTest機として現在でもMeteorを使用している。 |
Royal Air Force Museum E39/40 Gloster Meteor DG202 Fig 1 F9/40 DG202
Fig 2 F9/40 DG202 かなり無骨な設計で機体としてはあまり特徴はない。 W.2のEngine前面に備えられる補機がInletから見える。 NacelleはEngineに合わせてかなり太目。 Fig3
Fig4
Fig5
Fig6 機体Layout |
Royal Air Force Museum Gloster Meteor F8 Fig7
Nacelleは少々細目になった。 Inletの距離は長くなっている。
Fig8
Fig9 |
参考Web |