第7回 活動報告 「歌舞伎鑑賞教室」公演観劇

これまでに2回、好評を得たこの「歌舞伎鑑賞教室」公演観劇を、今年も実施しました。

6月11日。半蔵門にある国立劇場大劇場にて、稲門女性ネットワークの企画と合流し、当会からは女性会員だけでなく、会員の奥様、男性会員も加わり、11名が参加。特に、今回は、これまでなかなか参加できなかった方や、若い校友も参加しての嬉しい会になりました。

終演後、ランチをとりながらの懇親会。なかなか会えない会員同士、初対面の方もあり、有意義なお話も飛び交い、交流の輪が次の会の企画に続くよう期待して散会しました。

一般公演とひと味違う内容の「歌舞伎のみかた」。今回は、若手(23歳)歌舞伎役者の
中村隼人が解説。実際に毛の長い白い鬘(4.5キロあるそうです)をかぶっての“毛振り”を実演。拍手喝采でした。

演目は「歌舞伎十八番の内 毛抜」 主な出演者:中村錦之助・片岡孝太郎

小野小町の子孫の館で発生した怪現象を謎解きしながら、悪事を暴いていく、推理劇。

豪華な衣装は勿論、美しい見得や、愛嬌のある場面などの加え、磁石の作用で毛が逆立つと言う原理を歌舞伎独特の方法で表すなど楽しませてくれました。


      





                         S41 文  堀 美知子