「生涯を一冊に 歌集発刊が夢」 令和2年5月3日掲載
今年「古希」を迎えますが「祝う」気持ちはほとんどありません。
新型コロナが流行しているからというわけでもありません。この年
まで生きてこられたという「感謝」は確かにありますが、「めでたい」
という感情が湧いてこないのです。
四苦八苦のうち「老病死」や「愛別離」「求不得」は日常です。近所
でも二人の方が最近亡くなられていたということを先日知りました。
コロナを気遣い家族葬だったそうです。
楽しみや喜びもないわけではありません。「本末転倒」の本末に
例えれば、人生の根本に関わるような大きな喜びではなくとも、日常
の小さな喜びは探せばたくさん見つかります。
「みんなのひろば」欄で、懐かしい人の名を見つけるとついうれしく
なります。初めて投稿した私の拙い短歌(※)も載せていただきました。
今は「万葉集」を読み解くことにささやかな喜びを見い出しながら、
生涯一冊の歌集を出すことを目標に、四苦八苦しながら短歌を書き
溜めています。
※「短歌」
モンシロチョウ異次元からの迷い人 何を探してこの星に来た