樹木剪定の適期こつを学び実践
寒さが厳しくなり木々が休眠状態にある今は、
花が咲き終わった直後とともに剪定(せんてい)
の適期となります。三月頃までが適しています。
ある樹木医の方から学び「なるほど」と思って実
践していることを二つ紹介します。
一つ目は、樹木は切ってほしい場所を自ら教え
てくれているいうことです。枝の付け根をよく
見ると「丸い輪」があることに気付くと思いま
す。そこを切ればいいということです。そこ以外
の場所を切ると、枝だけでなく幹まで枯れてし
まう場合があるそうです。
もう一つは、切り口を保護するため墨汁と吟醸
酒を等分に混ぜ筆で塗ると良いということです。
傷口が病害虫や雑菌から守られ、腐りにくくなる
とのことです。市販の薬剤でもいいのですが、身
近なものを利用するならそうした方法があるよう
です。
「桜切るばか、梅切らぬばか」と言われるよう
に剪定しない方が良い、あるいは剪定しなくても
良い木もありますが、一般的には剪定することで
花や実をたくさん付け、樹形も整うように思いま
す。
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