「言葉」をどう受け止めるか、「生きざま、生き方」から何を学ぶか。
〇アメリカンインディアンの酋長からの手紙(12代テイラーか13代フイルモア大統領宛て)
「この土地の最後のバッファローがいなくなり、最後の魚が獲られ、最後の森がなくなり、
最後の川が毒されたとき、お金は食べられないということがわかるだろう」
〇「海不辭東流 大之至也」(海東流を辞せず 大の至るなり)邱永漢さんが色紙に書かれる
言葉で中国のような広い大陸だと「黄河や揚子江のような大きな河でないと海まで届かない」
という意味だそうです。
※名言の後で恐縮ですが「生物の教師」として思い出した話があります。
「鮎」は、サケの仲間で海と川を往復し、上流の石がゴロゴロしているような所に産卵します。
稚魚は石の上の苔を食べて生育しますから太陽光が石まで届くような浅瀬でないとダメです。
一方、鮎の寿命は1年なので、黄河や揚子江だと上流までたどり着けません。日本は島国な
上に国土が狭く上流までたどり着きやすいというメリットがあります。その結果、美味しい鮎が
食べられるというお話です。
〇出典は忘れてしまいましたが「林深則鳥棲 水廣則魚遊」(林深ければすなわち鳥棲み
水ひろければすなわち魚遊ぶ)こういう表現が好きです。ゆったりした気持ちになれます。
〇「面白きなき世を面白く住みなすものは心なりけり」(上句;高杉晋作、下句;野村望東尼)
〇「人が不幸のどん底に叩き落されたと感じた時、実はそこから幸福が始まっていると
考えることが出来るかどうかが、人生を大きく分ける。」(孟子)
〇東洋の製薬王とよばれた星一(はじめ:星新一さんの父)さんが訪米中、野口英世と共に
エジソンに会いに行った時のエジソンの言葉
「成功しない人がいるとすれば、努力と思考を怠るからだ」
〇「自分でも自分を尊敬できるように そんな風に生きなきゃいけねぇんだ」「どん底」より
〇孔子は、友人にするなら
「正直な人、誠実な人、博識な人の3種類(益者三友)」であると言っています。
〇「I was born 」 私たちは誰しも自分の意志でこの世に生まれてきたわけではない。
生み出された存在なのである。(「吉野弘」の散文詩のタイトルになっている)
〇「我が母を焼かねばならぬ火を持てり 天つ空には見るものもなし」
斎藤茂吉の歌です。私の母も99歳になりましたので時々、頭をよぎります。
日本語では、「海」の中に母がいて、フランス語では、母( la mere )の中に
海( la mer )がいるという洒落みたいな話を思い出しました。
〇「事物を得るを求めず 志を得るを求めよ」(太公望)
〇「笑う者は泣き、泣く者は笑うのが人生。同じ事のようだが、どちらが先かで
人生の様相は一変する」
「愚者は成事に闇く(目の前で起こっていることも理解できない)智者は未形に覩る(形を
もたないうちに洞察してしまう)」 宮城谷 昌光著「楽毅」より
※「戦国策」では「愚者は成事に闇く 智者は未萌に見る」(劉向)
〇「太陽系惑星」の大きい順・・・こういう「一行知識」的なものも載せていきます。
木土天海地金火水(もどってかいちきんかすい)
〇「えーとみなおきてるよな」(エトロフ島、南鳥島、沖の鳥島、与那国島)
日本の領土の北東南西の境界にある島。4島のうち「南」「沖」の2島は「東京都小笠原村」
えびす たこ
〇京都「丸竹夷二押御池姉三六角蛸錦四綾仙高松万五条」通り