フリードリッヒ2世の赤ちゃん実験
(フレデリック)
今から800年ほど前、ローマ帝国の王であったフリードリッヒ2世は
人間は何語を話すべく生まれてくるのかを調べようと赤ちゃん50人を
集め「ミルクを与え、お風呂に入れ、オムツの交換はするが、目を見て
笑いかけたり話しかけるのを禁止する」という実験を行いました。
王は神の言葉であると信じている「ヘブライ語」を話すはずだと思って
いましたが、確かめる前にこの実験は失敗に終わりました。3歳までに
49人が死に残りの一人も6歳で死んでしまったからです。
この実験は「人間の赤ちゃんはスキンシップや語りかけを受け愛されて
いると感じ体内からオキシトシンや成長ホルモンが分泌されないと生きて
いけない」ことを示しています。
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