宋襄の仁 宋の「襄公茲父(じほ)」が楚と争っていた時、「敵が陣を敷かないうちに攻めましょう」 という臣下「公子目夷(もくい)」の進言に対し「人が困っている時に苦しめてはならぬ」と いう理由で攻めなかったために敗れてしまったという故事。世笑いて以て「宋襄の仁」と なすと書かれております。「無益な情け」という意味で使われます。 ※出典である「十八史略」は、四書五経とともに必読書でした。 「故事成句」トップへ