●C240
1958年に華々しくデビューし、瞬く間に足代わりのオートバイとして国民に受け入れられたC100。初期型は「ワシバナテール」「二つ星クラッチ」などの愛称がある。、ホンダらしくさらに改良が施されて「ピノキオテール」になり「おむすびテール」へと進化していった。
C105Hハンターカブと呼ばれるアップマフラーのカブなどとともに、バリエーションのひとつとして1962年に追加されたのがこのC240、ポートカブである。C100の廉価版として発売開始されたC240は、レッグシールドの簡素化、小径タイヤ、2速ミッション、灯火類の省略、などかなりの箇所が簡素化されていた。
C240は思ったより市場に受け入れられず、台数もC100と比べるとかなりすくなかった。
縁あって遠くからわが秘密基地の住人となった、C240ポートカブ。
1962年式ですが、さすがホンダ。年式によってずいぶん異なったパーツが使用されています。これは’62年式で保安部品を装備していない初期のモデルです。「未再生原型車」ですが、あまりにひどい状態。でもこのままの姿で路上復帰を果たす予定です。
ポートカブフェンダー修復