Atelier アル環境計画  


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■ 「自然住宅づくり」を支える職人さんたちの無垢な手仕事


 大工さんの造った造作家具

 建具屋さんの造った無垢な特注建具




 大工さんが造った家具、その1


  





精度を要求される完成度の高い家具は家具屋さんに製作してもらいますが、そこまで

求めない場合は、比較的ローコストで仕上げることのできる大工さんの造作家具で作って

もらうことが良くあります。個人的に大工さんの作った多少ラフな仕上げの家具もとても

好きなんです。素材は基本的に建築材料と大工道具だけで作るのがまたなかなか味が

あるものなんです。 ARUの設計した住まいには、必ずこんな造作家具はたくさん作って

もらいます。上記のような「造作ベット」の設計図を描き大工さんと工務店の工事管理者と

打合わせて製作してゆきます。



造作家具は、現場の寸法に合わせて作るため、間違いのない現場寸法を実測してから

ラフな手描きの施工図で進めます。ちなみにこの造作ベットの床板は、住宅の床に

施工した厚30ミリの杉材を使用して、多少人の体重でたわむようウッドスプリング効果が

出るように体重を見て工夫してあります。さらにマットは、普通マットより高価ですが比較的

安い輸入品天然素材のラテックスマットを見つけてありますのでそれを使い、これをお勧め

した造作ベットに致しました。天然ラテックスはとにかくマットがへたらず、耐圧分散と

復元力に優れ寝心地が何年も変わらないので、私はこれを進めています。この施主様にも

とても喜んで頂きました。



造作ベットは、無垢特注家具の価格よりは安く造作可能で、現場寸法にぴったりサイズで造れ

るメリットが御座います。ただ安価な既製品ベットよりは少し費用はかかりますが、大工さんの

作った造作家具は、ラフですが丈夫で長持ちすると思います。



もし皆さんも改造計画あって特注ベットが必要でしたらぜひお声をかけてください。大工さんの

手の空いている時間なら作ってもらうことができます。自宅のサイズにぴったり合ったベットは

始末が良くてとても良いものです。疂ベットでラテックスマットを敷くのもお勧めです。


大工さんの造った「造作ベット」のご紹介でした。。。



ラテックスマットとは?

天然のゴムで造られた成型マットです。廃棄しても自然に還るエコ素材です。

無数の通気穴がありますので、蒸れの心配はありません。化学物質製品

ではないので、有害な成分も臭いもないです。最初すこしだけ天然ゴムの臭いが

しますが消えてゆきます。弱点は、直射日光で乾燥できません、ゴムか劣化

するので陰干しが必要なだけです。本当に寝心地は、最高です。ただ粗悪な

品質ラテックスマットがありますので、注意しなくてはいけません。高価なのは

結構ありますが、比較的安価で純粋な品質のラテックスマットは少ないです。


普通の金属のコイルスプリング使用ベットは、ご本人はわからなくとも、人の

カラダの微弱な磁場を乱していますので、カラダと脳は微弱なストレスを受けて

睡眠の質を妨げやすいことはあまり知られておりません。カラダが敏感な方は

寝心地の違いがはっきりわかります。ラテックスとウッドスプリングベットは、私が

長年悪戦苦闘した寝床づくりでやっと見つけた睡眠ストレスのないマットでした。

色々な寝具マット製品はありますが、本当に良いものは高価なものでも少ないです。

今度この「ストレスのない自然な寝床と安眠のしくみ研究」をご紹介してみたい

くらいです、笑。






 大工さんが造った家具、その2

 
 
   ※ ウォークインクローゼットのラフイメージプラン↑

 



衣装の多いご家庭には、寝室隣にたっぷり収納のウォークインクロゼットを作ることが

多い。手持ちの和タンスの他に引き出しタンスなどを組み入れながら、最小限の費用で

ハンガーや棚収納棚を大工さんに造作してもらうのです。既製品の収納ユニットを組み

入れる方法もありますが、コスト高と手持ちタンス寸法が微妙に合わないことがあるため

現場寸法とタンス寸法に合わせ残ったスペースにぴったり組み入れることのできる大工

さんの造作クローゼットは、大変ありがたい製作方法となっています。クローゼット内も棚も

押し入れ内部も木材はできる限り呼吸できる無垢材で化学物質系の臭いのない配慮を

致します。



また既製品収納の箱組を入れると空間がとても狭くなってしまうものです。このように

見栄えは、とても簡素ですが、ほとんど衣装しか見えないようにすることで少しでもウォーク

インクローゼット内を広く使えるメリットがあるものです。普通ハンガーもスカートハンガーも

衣装サイズに合わせた高さに取り付けます。衣装が多い家づくりには、なかなかありがたい

大工さんの造作家具でございます。







 大工さんが造る食品庫


  

  
 ※ 床中央には床下の備長炭空気とつながる床下収納ユニットも大工さんに作ってもらいました


大工さんは、造作家具だけではなく、当然ながら建築の収納空間を作ります。その中でも

ARUが住宅で必ず作ってもらっていてとても喜ばれるものがあります。それが「食品庫」です。

北海道の場合、家の構造がとても暖かい造りになってしまうため室温より温度が低くなって

欲しい食品保存場所がどうしても必要になります。電気冷蔵庫とは違う「天然冷蔵庫」常温

でも室温より少し低い温度になってくれる「食品庫」がとても便利なのです。



今年完成させて頂いた上写真(K様宅)の食品庫は、普通よりかなり広いウォークイン食品庫を

作りました。 この食品庫は、夏はクーラーで適温保冷され、冬は北海道の寒い外気をその

まま生かしてサーモセンサーによる低温外気を自動導入する方法の食品庫となっています。

そのためこの1.25坪の食品庫の床壁天井には、外壁並みの断熱材と防湿施工がされています。

もちろん出入り口ドアは玄関ドア並みの断熱ドアで特注製作してもらったものです。

さらに、この食品庫の床下には、食品をできる限り酸化しにくく食品保存力アップのために、

備長炭を厚くびっしり敷き詰める設計施工になっております。備長炭は、食品庫の他に

家全体の新鮮空気が導入されるルートすべて敷き詰められ総数1トン以上の備長炭が

敷炭されたお住まいになっております。



「えっ? 炭なんて・・・」と思われやすいのですが、ここまでやっている建築会社も、この遠赤

放射の炭の特性と家のイオンバランスと空気の質の違いを知って長く施工続けているところは

ほとんどないと思います。地味ですからね・・・笑。冷蔵庫の臭いをとる活性炭でもあれだけ

効果があるのですから、床下にびっしり敷炭した炭の働きは、想像を超えた作用がまだある

ようです。空気の恩恵は計り知れない家族の健康に貢献してくれているモノだと思っています。

これは、ARUの住まいづくりの地味な特徴ですが健康住宅要素のひとつになっています。

特に食品保存は、家族の健康を支える大切なところです。



ウォークイン食品庫の他に下記のような常温のコンパクトな普通の食品庫も大工さんに別に

作ってもらいました。この床下にも備長炭が敷炭されております。 

   
 K様宅の常温食品庫


 食品庫の参考事例・・・

   
  ■H様宅の天然冷庫、北側の     ■ S様宅の天然冷庫、この床下にも床下ユニットと炭が入っています
    外気を取り入れ断熱ドア仕様        外気も取り入れ断熱ドア仕様です             



 炭と無垢木材や塗り壁の調湿性を生かした住まいは・・・

家の空気を浄化し、マイナスイオンが優位になり、静電気が起きにくくなり、ほこりがつきにくく

なり、カビにくくなり家全体の空気が、シーンとした森のような静かな空気になるので、敏感な

人はすぐ違いが分かる空気になります。



人も食品も新建材や化学物質の多い環境は、疲労電子と言われるプラス電子が多い環境と

なり、疲れやすく静電気とほこりがたまりやすいものです。それは老化促進されてしまう住環境

になりやすいのですね。ARUはそのようにならないための自然な空気と水と土と光と風の家づくり

を長い事めざしている理由です。とにかく「ほっとするやすらぐ住まい」になってくれるのはありが

たいことであります。


そんな自然調和の住まいの「大工さんが造った食品庫」ぜひお勧め致します。







 建具屋さんがつくる無垢材の特注建具


  

  


現在、家づくりの多くの「建具」は、既製品がほとんどである。大量生産なので比較的

安くて、一見便利に作られているので施工会社に特に言わなければみんな既製品建具

を勧められます。 悪いことではないと思いますが、大事な違いがあります。



ARUの家づくりは、自然素材をすべて呼吸できる仕上げにして、室内空気の湿度調整

をしてもらいます。建具であってもやはり呼吸できる木のドアにしてもらうため昔のように

建具屋さんに現場寸法を測ってもらって一本ずつ手作りで製作して取り付けてもらいます。

上の写真は、昨年造ったそんな無垢材の特注建具です。



既製品建具の特徴は、安いことはとても良いのですが、そのために呼吸のできない

木目もどきのプリントシート貼になり、まったく呼吸ができない仕上げなのです。経年変化

と共にいつか剥げて見難くなってしまいます。残念ですが金物もかなり貧弱で弱いものが

多いのです。その点、呼吸できる木の建具は、使うほどに味が出て、ぶっつけても削って

再生できます。難点は、無垢材のドアは、生きているので少し木が動いて立て付け調整が

少し必要になります。、その生きている特徴と利点価値がわかる方には、やはり無垢の

特注建具をお勧めしています。フラッシュ戸であっても呼吸できる仕上げにします。プリント

シート建具は使いません。



また、既製品建具の主流により今までの大切な「建具職人」が育たなくなっている現状も

あります。最近では、既製品建具でも無垢材仕様で金物が丈夫であれば比較的買い

やすいメーカーも出ているようです。そのため建具職人さんたちは建具仕事が減った分、

家具も造っている建具屋さんもあります。ARUの家は、そんな貴重な職人さんたち支え

られて呼吸のできる建具を作ってもらっています。家具は、高度な技術の家具職人さん、

ラフだけど味のある大工さんの家具、そして、その中間の特注家具を造ってくれる建具

職人さんの家具・・・このようにそれぞれの職人さんが生かされるように与えられたコスト

の中でより良い質と呼吸できるすこやか空気を維持するために無垢材の建具や家具を

つくってもらっています。



無垢材を加工できる職人さんがなんとか絶えないようにしたいものです・・・

非力ながらARUも建具職人さん存続に少しでも役立ちたいと願っています。