絵画個展136th 「聴こえる」

The strings of heart resound
凡庸な日々、喧噪の中で。
しばりをほどけば、音楽が聴こえてくるかも。

20221012-2

<DMの絵【音楽 ー巨樹の元でー】>

大鹿村に在る二本のブナの巨樹の印象です。
リニア新幹線送電線設置に伴って、切り倒される運命にあります。
寄り添って演奏しているのは、(右)ミャンマーの人が弾くビルマの竪琴。
(左)ロシアの少年と、大鹿に乗ってフルートを吹くウクライナの女性。
木の上には、福島311流木から作られたヴァイオリンで演奏したヴァイオリニストも参加しています。
少年が巨樹を抱くように、両手を広げて耳を澄ませています。
樹木が大地から恵(水分や養分)を吸い上げる音が「聴こえる」のです。


会期

2022年 10月12日(水)~30日(日)
Open11:00~Close19:00
定休日:月曜・火曜

会場

ギャラリーカフェ・ストーク

〒365-0037 埼玉県鴻巣市人形4-4-113
TEL.090-1122-9127
https://gallerycafestork.jimdofree.com/

20221012-1


<個展コラボイベント>

12日(水)午後2時頃 ギター、ヴァイオリン演奏と歌
杉山正利 鈴木将春
16日(日)午後2時 ギター、ケーナ、サンポーニャ演奏
奥田健一 川本正子


<コンセプト>

コロナ禍、戦争や不安情報(音)は、耳鳴りするほど聴こえてきますが、
長い長い時を経て恵みの循環を繰り返してきた自然界に心を向ければ、
見えてくる、癒しの音が「聴こえる」かもしれません。
今回は、空や雲、樹や花など、草原で風を感じるかのような、
風景画、心象風景30点ほどが飾られています。
部屋や机上に飾れる小品も展示、ぜひご高覧いただきたいです。



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