いちまいの絵

2025年1月

【あまてらす秩父】
Amaterasu (The sky shines with light) Chichibu
キャンバスに多種水彩など。
32cm×41㎝（額寸含まず）

新年明けましておめでとうございます。

日本神話で天照大御神（あまてらす）は、
暴力に満ちた世界に嫌気がさして岩戸に身を隠しました。
太陽の光は無くなり作物がも育たず、病気も増えました。
現代を象徴しているかのようです。
この絵は、秩父の初日の出と光を浴びた印象を描いたものです。
空はサンライズが進むにつれて、
銘仙の帯のような色の階調が変化し続けます。
やがて目を開けていられないような眩しいご来光に包まれ、
濃密な朝霧（雲海）は、喜びで騒ぎ経ちます。

今年、世界に天照の光が注がれ、
戦争や憎しみ合いが無くなるように、
心から望みます。

2025年も、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって、良い年でありますように。