【棚田の廻り】
Life that revolves around the blessings of rice terraces.
130.3cm×162cm
キャンバスにアクリル、墨、テンペラ、パステルなど
令和米騒動が止まぬ昨今、これは秩父の広大な棚田の絵だ。
食べることは生きること・・豊かな自然が人の命を支える。
天候、水、光、様々な要素は魔法のようだ。
主食・・・欧米は広大な麦畑。
東洋は水田に稲作が広がる印象だ。
狭い日本の耕運機が入れない傾斜地では、古代から棚田で、日本人の主食・米を生産してきた。
この寺坂棚田の歴史は、鎌倉時代(今から700年ほど前)に遡るとされている。
ここにたたずんでいると、太古からの循環、廻りの中にいるような体感がある。