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[ 制作中の小品小鉢 ]

木瓜式鉢 焼成完了 _ 燕渓陽山

 

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全鉢すべて黄釉。

素焼_焼成800、本焼_2回(焼成1245、再度焼成1240)。

 

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[2010年09月29日]

焼成完了しました。

2010秋の展示即売会、今回の出品テーマは「木瓜式」(黄釉)で考えております。

ゆえ、今回製作分の鉢に関する補足情報をこのページに追記しておこうと思います。

とり急ぎ画像を中心に掲載させていただきました。

 

[2010年10月05日]

※ ヒビや窯キズについて

乾燥後及び素焼き後に発生したヒビやキズにつきましては、微小な範囲のヒビであっても発生した鉢はその場で壊しております。

本焼による窯キズにつきましては、救済できる範囲のキズが発生した鉢につきましては救済しておりますが、救済できないキズ及び鉢として救済するに値しない具合のキズが発生した固体は壊しております。

私なりに完璧な品しか残したくないのですが本当の意味で製作というものも通して物(鉢)を大切にしてゆこうとも考えております。

ゆえ、焼成後の鉢の状態をきちんとお伝えしておきます。

 

以下の鉢につきましては本焼焼成後に窯キズが発生しました。

製作番号「−0124」

製作番号「−0130」

程度的には、実使用上まったく問題のない範囲のカマ傷でしたが、念のため傷部を釉で保護したうえで再度本焼焼成しキチット手直しさせて頂きました。

 

以下の鉢につきましては本焼により目立つ歪みが多少発生しました。

製作番号「−0131」

鉢の形状に対し歪みが邪魔しておらず、この鉢の歪みは許せる感じです

しかし最終的には個人の好みかもしれません。

 

以下の鉢につきましては本焼により目立つ歪みが発生しました。

製作番号「−0121」

鉢の形状に対し歪みが邪魔しており、私的には不満の残る鉢です。

この鉢につきましてはその分お安く販売するというよりも、販売を見合わせようかなとも思います。

完璧な成形を意識し製作しておりますが、色々な要素が絡み合ってそれではじめて最終的な形が形成されると多々痛感させられます。

 

販売価格に対する事はじめ、鉢の造りに対する事などなど今回製作させて頂いた鉢に対するお気づきの事などございましたらご指導など頂けましたら幸いです。

 

 

この一鉢に魂を込めて        直心是道場

 

 

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