噛み合わせが悪い

食べ物を上手く噛むことができるとは、前歯で物を噛み切る、奥歯で物を噛み砕く、右または左の奥歯が上手く合わさる、などを意味します。
逆に、口が開きにくい、大きな口をあけられない、奥歯が左右均等に合わさらないなどは、
噛み合わせが悪いことになります。
このような状態は矯正歯科治療で治すことができます。

対象 口の中の様子 矯正装置
高校生、大人 前歯が合わさらない。前歯で物を噛み切れない。奥歯の噛み合わせが不具合。奥歯でしっかりかみ締められない。 ワイヤーによる固定式の装置
期間は平均2年

治療前。前歯が合わさらない。前歯で噛み切れない 治療前。奥歯の噛み合わせが悪い 治療前。八重歯で前歯の歯並びが悪い
治療後 上下の歯が合わさり、物を噛み切れる 治療後 前歯も奥歯も正しく噛み合っている 治療後 正しい歯並びになった

前歯が噛み合わないのはなぜ?
子供の頃強い指しゃぶりやいつも舌を出す癖があった。
話してるときや食べるときに舌が前歯の間から出て来てしまう。
筋肉の使い方に問題がある-あごの形に影響を与える-上あごと下あごの形に釣り合いが取れない-前歯が合わさらない、開いてしまう。
家族に同じ噛み合わせの人がいる

年少の頃に矯正歯科治療を受ける必要がある場合とは

骨の位置関係に大きなずれがあり、あごが成長している時期に骨の形を整える

噛み合わせにずれがあるとは?
奥歯で噛み締めたときに右または左が強く当たってしまう
左右均等に奥歯が合わさらない
噛んだときに不安定な感じがする
噛み合わせたときにずれている感じがする

何年も前に奥歯を抜いたままにしてあると?

奥歯が抜いた隙間に自然に傾いてきて、噛み合わせにずれを生じる

虫歯の治療をしたときに奥歯に金属を入れたが、それ以来奥歯の噛み合わせに変な感じがする

あごが上手く動かない、口を大きく開けられない、口を開けるときに痛みがある、口を開けるときに音がするのはなぜ?

耳の前にあごの関節があります。手足を動かすときにはひじ、ひざなどの関節が動きます。あごが上手く動かない、痛みがあるなどはこの関節に障害があるためです。いわゆる顎関節症は、あごの関節に過重負担が生じてこのような症状がでます。
これらは噛み合わせに原因があれば、治すことができます。

噛み合わせに原因がない事もあるのか?

あご、口の周りの痛みだけではなく、腰、頭、背中などにも慢性痛が生じるのは、噛み合わせ以外の原因も考えられます。いつも痛みがある、疲れたときに痛みが出る、精神的に不安定なときに痛みが出る、などの慢性痛は、症状が複雑です。このような痛みを抱えている方は、原因を探すのが難しく、また自身で原因を探すことに強い関心を抱いているか、逆に諦めている風を装っているなど複雑な背景があります。それゆえ、単純に噛み合わせでこれらすべてが治るとは考えられません。



トップページに戻る