2007年11月 高山本線の坂祝駅へ
11月のはじめのある日、難読駅名の一つでもあるJR高山本線の坂祝駅へ。
木造の駅舎がお出迎えしてくれます。
同年の春に廃止されるまでは貨物の取り扱い駅でもありました。
鵜沼から下りの汽車がやってきた
多治見行きのキハ11-118。
ということは。
非電化路線の高山本線を美濃太田駅まで走り、
それから同じく非電化路線の太多線(←これも難読!?)に入るようです。
ちび兄の撮ったキハ11-118
この日はちび兄がデジカメで。
りりんは携帯電話のカメラで撮影しておりました〜。
というよりデジカメをうばわれたw
汽車は駅を発っていった
駅舎内にはトイレも併設されていて。せっかくなので使用w
今は無人駅の坂祝駅。
有人駅の名残や貨物取扱いの名残も多々見受けられました。
駅の北側の専用線の車庫にはスイッチャーがいました。ちび兄撮影
すっかり静かになった坂祝駅。
貨物の取扱いがあった頃は
毎日にぎわしかったことでしょう。
駅名標の横になにやら箱らしきものが
駅名標の横にあった「JR 単独授受箱」。
気になったので撮ってみました。
なにが入っているんだろう。。
「単独授受箱」。なにを受け渡しているのでしょうか
ネットで調べても判明しなかった謎の箱。
追ってわかればまた書き足そうと思います。
追記:その後、JR東海OBの方から伺った話によると
この「授受箱」は業務連絡書などを入れる、いわゆる「ポスト」だということだそうです。
なるほど下り線ホームはみどりの窓口のあった駅舎の向かい側。
これも有人駅だった名残の一つなんですねw
路線によって異なりますが運転士さんだったり、車掌さんだったりが
各駅に配達していたそうですょ。
跨線橋を渡っていると上りの汽車がやってきた。ちび兄撮影
高山本線が単線の非電化路線であることがよく分かる1枚。
やってきたのは岐阜行きのキハ11-113。
木造駅舎と汽車。お気に入りの1枚。
小さな駅舎と2両編成の気動車。
鵜沼までの山が迫る川沿いの道を抜けたら、
にんじん畑の広がる平野を駆け抜けていきます。
ホームから上りの汽車を見送って
鉄骨造となった美濃太田駅と
きれいに整備された鵜沼駅の間に位置する坂祝駅。
木造の駅のかもし出す雰囲気に
なつかしい気分にひたってしまいました。
JR東海 高山本線の坂祝駅からお届けしました
生まれてから小学校3年生まで暮らしたのは美濃太田。
岐阜に出るときは美濃太田駅のキヲスクで
森永ハイソフトを買ってもらって汽車にゆられていったな〜。
それももう30年も前のこと。
ちなみに坂祝駅は「さかほぎえき」、
太多線は「おおたせん」ではなく「たいたせん」。
地元の人でないとなかなかすんなり読めないですよねw
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