2008年1月 自宅から一番近い「まんぽ」へ

うちの近くにはJR東海道本線が走ってて。
その土手の下には「まんぽ」と呼ばれるトンネルがいくつもあり。
どうしてこんな名前なのかよくわからないけど
地元の人々は「まんぽ」と呼んでます。

煉瓦で組まれたアーチのトンネル

軽トラはなんとか通れる大きさのトンネルで。
徒歩や自転車やスクーターなど
地元の人々が愛用しております。

ある日、土木建造物の本を読んでいたら
大垣に「ねじりまんぽ」と呼ばれる
変わったタイプのまんぽがあるようで
さっそく現地にいってみました。

同年同月、揖斐川を大垣側に渡ったところにある「ねじりまんぽ」

大垣駅から併走してた樽見鉄道が別れていく辺り。
自転車の学生さん二人連れがちょうどこのトンネルを通って行きました
蛍光灯もついてるし、利用者はかなりありそうな感じ。
さて。どこが「ねじり」なのかというと。。

トンネル内のアーチの部分がゆるやかならせんを描く

このトンネル上部の煉瓦積み、ねじれてます。
盛り土の上を走る線路に対して、くぐる道路が斜めに走っているとき、
トンネルのひずみを防ぐため
このように「ねじりまんぽ」の工法とするそうです。

うちの近くのとこは線路に対して道路が直交しているので
普通に積んであるんですねw

重量級のコンテナ貨物が日夜往来しています

ねじりまんぽのある土手の上を高速で
重量級の貨物列車が通過していきます。
煉瓦積みって力持ちなんだね。

起点の煉瓦は斜切りにしてあるのがわかる1枚

いろんな技術が鉄道を走らせているのですねw
「まんぽ」と「ねじりまんぽ」についてご紹介させていただきました。


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