2008年7月 汽車まつりが近づいた穂積駅

うちの最寄りのJRの駅は東海道本線の穂積駅。
この穂積駅は盛り土の上にある高架駅。

南北の通り抜けは高架下の改札口のある駅舎内や
東にあるまんぽを通ります。
もちろん車は駅舎内を通ることはできませんw

汽車の山車が飾られていて、お祭り当日はパレードをします

毎年8月の第一土・日曜には「汽車まつり」が催されます。
1906(明治39)年8月1日の穂積駅開設を記念し
SL模型のパレードが行われます。

さて。夏真っ盛りの時期から半年さかのぼって真冬のある日。
駅舎の東にあるまんぽへ。
このまんぽ、ちょっとミステリアスなところがあるのです。

2008年1月 小学生の通学路にもなってる穂積駅のまんぽ

通学路テイストにあふれたこのまんぽ。
上にはちょうど電車が停まっていました。
真上は駅のホームのようです。
まんぽの中に入ってみると。

灯りのついてるところには半円の弧を描く通路の跡

まんぽの中のこの西面の半円の部分に
開駅当初、ホームへの上がり口が設けられていたとのことです。
今はこうして埋められていますが
ここから階段を昇った時代もあったのですね。。

100年も前に作られた通路のあとは今も残って

ここからホームへと昇っていくと
もくもくと煙を上げる陸蒸気の姿に出会えるかも。
そんな想像にかきたてられてしまう。
穂積駅が開設してすでに100年が経ちました。

正式な名称としては「一の町架道橋」というらしい。でも地元の誰もそう呼ばない

まんぽは、道路を利用するわたしたちには
トンネルという意識があるのだけれど
鉄道を走る車両側としては
「道に架かる橋」となり、架道橋という名称になるのですね。

402K282Mというのは
東京起点のキロ程だそうな。


「り営ぎふ鉄」TOPへ