■□ 第10回目 □■ |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2000年6月6日〜9日
旅の始り
奈良ファン倶楽部より、冊子と共に県人会の奈良旅行に参加してみませんか?と
案内書が入っていた。オプションに高取城跡という文字を発見!
早速申し込みをしました。◎1日目
新横浜駅に集合し、皆さんと合流。
新幹線では、ファン倶楽部用の席が決まっていて、そこへ座る。
隣席は横須賀から参加の方でした。
近鉄京都駅の待合室で、特急待ちの間に昼食のお弁当を食べました。
ちょっと恥ずかしかったな・・・。
平城京西大寺でバスに乗換えて平城京へ。
資料館で講演を聞き、大極殿の建設現場に移動。
仮設ハウスの大きな建物!
建築中の大極殿ってどのくらいの大きさなんだろう?!
展示室の一角に免震装置の模型みたいなものがあり、
大きな免震を使用するんだなぁと思いました。
こちらでも簡単な説明をして頂ただいて、
反対側の朱雀門へバスで移動して、記念撮影。
県人会の方々は県庁を表敬訪問。私は別行動で二月堂、三月堂へ。
短眼鏡で不空羂索観音立像を拝見していたら、
横で「写真撮っちゃいけないだよ」と言う声が。
私?と思い横を見ると小学生のグループがいた。修学旅行らしい。
「これは望遠鏡だよ、見る?」と手渡すと、次から次へと子供たちの手に渡っていく。
全員見終わったところで、班長さんが「有難う御座いました」と言って返しにきてくれた。
私「何処から来たの?」子供「三重〜。」と答えて「バイバァーイ」と去って行きました。
ちょっとハッピーな気持ちになりました。
マナーを守る子供達、大人になっても変わらずにいてね。
大仏殿 回廊の柱
四月堂外へ出て、初めて四月堂が・・・、
何度か通っているのに全く気が付いてなかった。
遠めに仏像を拝見し、宿泊先の猿沢荘へ。
部屋へ荷物を置いて、お土産を買いに。
遊・中川さんで巾着を購入、奈良に来ると必ず寄るお店。
買う品物はもっぱら小物ばかりです。
ホテルへ戻って暫くすると、廊下が賑やかになってきました。
他の皆さん方が到着したようです。
猿沢荘から見た塔、いつもと違う感じ。
夕食は宴会。県人会の幹事さんのご挨拶から始り、主要な方々の挨拶と進み、
ファン倶楽部からもと言われた。「えっ?!」と周りの人達と顔を見合わせていたら、
どなたかが代表して挨拶してくれたのでホッとした。
周りの倶楽部の方々と自己紹介をしながら楽しい時間が過ぎてお開きになりました。
フロントで門限を尋ねて、
カメラ・三脚を持って急いで駅へ向かい
大池越しの薬師寺を撮りに行きました。
牛蛙の不気味な声を聞きながら歩いく。
目指す池へ到着したのは良いが、暗いし人は居ないし
牛蛙の合唱は続くし・・・。ちょっと怖い。
急いでカメラを三脚に固定して写真を撮り
駅へ戻り、タクシーでホテルへ帰る。門限セーフ!
焦っていたのか、シャッターを押すリモコンが無い。
失くしてしまったようだ。あーーショック。
大池越しの夜景
◎2日目
9時集合なので、ゆっくりと朝食をとり、フロントへ。
人数の都合で、宿泊先が2ヶ所になっていたらしい。外から来る人がいました。
バスに乗り最初の訪問地、薬師寺へ。
ガイドさんの説明を聞きながら大講堂へ行くと、
お寺の方が薬師三尊や大講堂について説明していた。
東僧坊にて法話を聞き、玄奘三蔵院の壁画を拝見する。
壁画は何百年かの後、どういう風になっているのかな
相輪 伽藍
唐招提寺までバスで移動し、東室で鑑真和上の渡航までのご苦労や
簡単な仏教のお話、仏像についてのお話を聞きました。
天平の甍を読み終えたばかりなので、小説の文章が映像として頭の中に入ってきた。
管長さんが、優しい口調で「私の話よりも御影堂を見て頂いたほうがよろしいな」と
言って楽しいお話は終わりました。
御影堂鑑真和上の命日で御影堂公開中で
境内は凄い人出。土ぼこりで目が痛いし、
御影堂入口では靴が散乱。
和上のお姿は、人垣の中からチラッと拝見しただけ、
襖絵も公開していたがハッキリとは見られなかった。
修復が終った千手観音を仮設ハウスで拝見しました。
早く講堂に安置されると良いなと思った。
ガイドさんに「時間です」言われて
慌てて、バスへ戻った。
法隆寺門前のお店で昼食。
柿の葉寿司と小鉢等、美味しかった。
時間が押していたので急いで食事を済ませ、バスへ。
参道にある古裂のお店で、ハギレを1枚買いました。
こうして生地が増えていく・・・。あーぁ。
早く何か作らなきゃ、収集で終ってしまいそう。参道から
法隆寺門前のお店で昼食。柿の葉寿司と小鉢等、美味しかった。
時間が押していたので急いで食事を済ませ、バスへ。
参道に古裂のお店があるので覗いてハギレを1枚買いました。
こうして生地のにが増えて作ったものは無い・・・。あーぁ。
二上山博物館へ。
ここは噴火石が主な展示のようで、旧石器時代の物も展示してありました。
ごめんなさい。あまり興味がないので・・・。サーサーと回ってロビーへ戻ってきました。
外へでると雨が降っている。降るような雲は無かったのに・・・。
小降りになるのを待って、走ってバスへ戻る。
万葉文化館に着く頃には雨も止んで虹が掛かっていた。
文化館地下では当時の衣装を着た等身大の
人形や道具類を置いて昔の暮らしが再現されている。
絵画も150点ほど展示してありました。宿泊先の大和荘へ。こちらも人数の都合で宿泊先が分かれるようです。
本日も宴会。今日はカラオケもあって楽しそう。
先ほどから頭痛がしているので、幹事さんに断り早めに部屋へ休むことにしました。
2人部屋に私一人、広すぎてなんだかなぁ〜。
おまけに使用禁止(健常者は)のトイレの匂いが鼻について中々寝付かれない。
◎3日目
明日香の朝日白々と夜が明けて来た。山の向こうがホンノリと
オレンジ色に染まってくる。写真を撮りたい!と
思い玄関に行くが、まだ鍵が掛かっていて
外へ出られない。フロントとも真っ暗・・・。
2階へ行きガラス窓にピタッとカメラを付けて撮ってみる。
暫くするとフロントの方が来たので外へ出て、
朝露に濡れてる草花越しに、朝日を撮ってみた。
うまく写っていると良いけどな。
朝食後、ロビーに集まりバスへ乗り込む。
橿原駅前で合流して次の目的地へ。
壷阪寺は、澤市、お里物語で有名なお寺。
大きな壁画みたいなものもあったり、年月を経た塔があったりと、
古い建物と新しい建物が混在しているお寺です。
本堂の十一面観音の前で説明があった。堂内を見学していたら、
杖が展示してあり、澤市さんが使った物と書いてありました。三重塔
オプションで申し込んでいた高取城跡へタクシーに乗り上っていく。
一人で来るにはちょっと怖いかも・・・。と思いながら
タクシーを降りて山道を皆で歩いて行く。
横笛の音が聞こえてきた。ここに来て練習をされているらしい。
お天気が良すぎて、霞みがかかり眼下の景色は良く分からなかったが、
羅針盤に、こっちは東京・・・こっちは・・・と外国名が書いてあった。
最終の人を乗せて来たタクシーに乗りお寺へ戻る。
お寺に残った方が、「甘味が美味しかったよ」と。全員揃ったところで出発!
石垣の向こうから侍が顔を出しそう・・・
明日香の「飛鳥藍染織館」で昼食。
こちらのオーナーはチャキチャキの江戸っ子(神田)で
元、NHKのアナウンサーという経歴の方でした。
お蕎麦が美味しかった。食事を終えて、バスが来る短い時間を利用し、
石舞台まで走って往復する方、犬養万葉記念館に行く方など等。最後の訪問地、橿原考古学博物館へ。
こちらは奈良県内で発掘した遺跡の出土品を展示してあるが、
不得手なのでよく分からない。
展示物を見て回り、興味深いものはじっくり見学しながらロビーに戻ってきた。橿原神宮前駅でガイドさん達とお別れ。駅構内で「飛鳥の蘇」を買いホームへ。
特急電車に乗り込み京都へ。
近鉄京都駅の改札前にある柿の葉寿司を晩ご飯用に買っていく。
新幹線の車内では疲れて寝ている人もいた。
新横浜が近くなると、東京まで乗って行く方が挨拶にきてくれました。
此方から行くつもりだったので恐縮してしまった。
幹事さんに、ご挨拶して下車。見送りして地下鉄で家路へ。
■拝観券
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三月堂 | 薬師寺 | 唐招提寺 |
■□今回訪れた社寺、他
社寺 | 奈良 | 平城京、二月堂、三月堂、薬師寺、玄奘三蔵院、唐招提寺、壷阪寺 |
その他 | 二上山博物館、奈良県立万葉文化館、橿原考古学博物館 |