総合後記 及び あれこれ

2月から始めた連載もこれにて無事終了致しました。
いやー、長かったですねえ……。
もともとこの話は去年の春に書いたもの。当時HPも持っていなかったのに何をやっていたかというと、小説を書く練習をしていたのでした(笑)
奥江がまともに小説もどきを書き始めたのは青赤にはまってからなので、とにかく勢いのまま『書くこと』に慣れようとしていたのです。
奥江の書き方は、「こんな話にするか」というものを最初から書き殴っていくだけ。設定も構成もないので、最後まで辿り着くのが一番の目標、最初と最後の辻褄が合っていれば御の字〜という非常に低い志です(苦笑)
よって、この『選択』は最後まで書けてやれやれ〜の代表的な作品なのでした。

前記警告通り、ベースになるのは夢で見た『赤の記憶退行』ですから、本来ミゲル君のようなオリキャラがいなくてもいい話のハズ。何故に彼を生み出して絡ませたのか、謎です。
『ベッドで頭を打つ』代わりに、
問題児の起こした事件→赤が戦う羽目に→頭を打つ
という原因にしようと思ったのでしょう、多分……きっと(笑) 

青赤書き(描き)の方なら、一度はマチルダの主要キャラの少なさに頭を抱えたことがあると思います。特にロックアックス時代の長い話を書こうとすると、オリキャラなしで話を動かすのは至難だーと個人的には思っています。
無論、オリキャラが苦手な方がいらっしゃるのはわかっていますが、そのあたりは事情を察して今後とも大目に見てやってください。
当サイトはオリキャラが大勢出張っていますが、これは自分で作り出したキャラなので動かし易いという利点があるから。出張りすぎとは思いますが(笑)
今回の話ではオリキャラ・ミゲル君の初恋物語(ぷっ)も主要なテーマになっちゃいましたが、彼を応援してくださるお客様が大勢いらして、改めて皆様の寛容レベルの高さに感謝したい気持ちです。

副題では毎回遊ばせていただきましたが(笑)、タイトル『彼らの選択』について。
これは公開を決めたときに慌ててつけた題でした。
何しろ初稿作成時のデータ名は『粗野カミュー』……(笑) 
ワープロのフロッピーを開いたときに、『粗野カミュー1・2・3〜』と10以上あるのは物悲しいものがあります(爆笑) 自分だけにわかればよかったので真面目につける必要がなかったのですが、適当にも程がありますねv
もともとタイトルは最後に考えるタイプなのですが、保存するためつける仮題の投げやり度には自分でも笑えます。
流石に『粗野カミュー』じゃーなー……と考えたものの、テーマがバラけているので困り果て、この際何でもいいや、途中で変えてもいいし〜と決めたのが『彼らの選択』。
この『選択』が幸いにも登場人物すべてに関わっていたので、意外とマッチしたタイトルにおさまったのでした〜。
もっとも、辻褄合わせるためにラスト近く、多少文を追加してみたり、悪あがきしてますが(笑)

データのあるものをアップするだけに何故こんなに時間が掛かるのか、という疑問をお持ちの方へ。
奥江は一発書き殴り。怒涛の勢いで書き上げた後、必死に直すタイプなのです。プロットを作らないので、忘れないうちに一気に書いてしまう。サイトに置いてある短編も、初稿はほとんど1〜2日で書いてます。ただ、その後が長いんですね。直しに5倍くらいは掛かってます(笑)
そうした訳で、『選択』も長々連載となりました。お客様の忍耐力強化作戦では決してありません〜。
推敲にも限界があるというのが現実でしたが(苦笑)、煩悩の勢いを感じていただければ何よりです。

 

最後になりましたが……
夢幻宮のいつき様に感謝を。
お陰様で無事最後まで公開に至りました。
いつきさんに突付かれなかったら、この話はフロッピーの中で永眠してました(笑)
あんな細っかい補足ページ(今は削除済)を念入りに覚えてる人がいたとは思ってもみなかったさ(爆笑)

という訳で、キリ番はキリキリ励ませていただきますv 
でもって、何処までやっちゃっていいんでしょう? 
ミゲリンの本懐を遂げさせろ、とは言わないでね〜(爆笑)

 

 

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