延々後記


長らくお付き合いいただきまして、誠にありがとうございます。
もしかすると「ん……?」と思っておられる方もいらっしゃるかと。はい、消化不良っぽいですね、赤が(笑)
これに関しては後日談という形で補足出来るといいなー(あくまでも願望)と思っています。一応主題が「赤を庇うミゲリン」なので、本編自体はここで終わらせても良いかな〜と。

 

「庇う」という行為は我が家的には非常に重いテーマになっています。
同人誌の『焔の記憶』もそれがメインテーマでしたが、「好きだから護りたい」と「相手が犠牲になるのは嫌」は絶対に相容れない主張ですよねー。
青ってば、何て面倒な紋章つけてるんじゃ〜と思わないでもないですが、それが青の魅力……って青ファンぶっても信じてもらえないので置いておいて(笑)
身代わりに誰かが犠牲になるという行為は、助けられた方にしてみれば生涯の傷になるか、「ありがとう、あなたの分まで強く生きるわ〜」となるかの二択を迫られるものではないかと思います。青赤や騎士団員の場合、自分的には前者が強いような気がするんですね。
でも、惚れてりゃ死んでも助けたい。そこでループ開始。
最良の道はないんじゃないかと思います。結果、已む無く『焔〜〜』の青や今回ミゲリンが選んだ道を取るわけで。
赤にしてみりゃ、全然解決してないじゃないか、おまえたち……な結論です(笑) 赤も咄嗟のときには大事な相手を庇わずにはいられないから、頭では納得しているのです。でも、宣言されちゃ〜〜トホホですね、哀れナリ。

 

このテーマが今度の新刊にも被るので、発行よりも早く連載を終わらせたい理由であったのでした。何とか滑り込みでホッとしてます。
キリリクなのに、えらく長くなって指令者様には申し訳ありませんでした。夏にお会いしたとき、「楽しみにしている」と仰っていただいたことが心の支えでしたv

 

では、こんなところまでお読みくださってありがとうございました〜。
シリアス連載は何故か掲示板よりもメールでいただく感想が多いのですが、なかなか返信がおっつかず、トロ臭くてすみません(涙) 
懲りずに(←)ご意見などお聞かせくださると嬉しいです。

 

 

寛容の間に戻る / TOPへ戻る