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メイク

 テクニックを弄してするもの。

 案外、その程度の認識しかないものなのではないでしょうか。

 元来が、舞台でのものであったもの。
 それが、化粧品メーカーの策略で一般に身近なもののようになった。
 
  まあ、こういう穿ったものの考え方をするのはよくはないのですが。
 キレイに見えるようにすることが、必ずしも悪い事だと、私は、思っているわけでは
 ありません。
 むしろ、そうあって欲しいと、心から願っている一人なんです。

  演者のそれは意味があってのもので、一般人のメイクとは一線を画すものではな
 いかと思います。

  では、一般人のメイクとは、どうあるべきなのか

 そのことで、どういった価値観が付加されるのか?? などと考えたりしてみてもいい
 んじゃないのかと思っているんです。

  人に見せることが第一義ではなく、自分の自己満足の世界からでいいのでは。

 その上で、他人に観られてもいい程度の結果であればいいのかと。

 何気に暮らすのも、それはそれでいいのでしょう。
  
 その日その日で、目的の違いだってあるでしょう。

 それなら、それで、その目的にあったやり方を選択すればいい。

 そう、選択肢があればいいだけ。

 毎日がワンパターンでは、楽しくはないんです。

 季節によって、衣装によってなどの選択肢。

 だからこそ、楽しいと思えるんです。

 というよりも、人生を楽しむための方法の一つにメイクということがある
 と、同時に、そのことから得る精神的な自己満足。


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