虹のエアポート ロケ地散策

ここでは、ドラマ「虹のエアポート」に関連した、ロケ地を散策した写真を紹介します。
30年経った今、景色は変わっていますが、その面影を残している部分も幾らか見られます。

ロケ地 京浜島
   散策

全日空の格納庫をかすめ、RUNWAY 15 に着陸する YS-11やトライスターは、
この場所から撮影されました。第5話では、この格納庫の中で、トライスターの3番エンジンの
BSI作業を行なうというシーンがあり、北村総一郎が主任整備士役で、出演していました。

1975年当時の映像では、背景にあるレーダータワーは無く、格納庫も右側半分の長さでした。
(屋根の葺き方が、右半分と、左半分が違っています。その後増築されたのが推測できます)

京浜島から
RUNWAY 04 跡地 を臨む
(2005年 撮影)

ターミナルビルをバックに、トライスターや、ボーイング727の
迫力ある離陸の映像が撮られたのが、この場所からです。

現在は、多摩川対岸の工場群が、しっかり視界に入っていますが。
1975年当時の映像は、ターミナルビルや、国際線の旅客機が背景に写っており、
華やかな画面になっています。

京浜島から
RUNWAY 15跡地 を臨む
(2005年 撮影)

ロケ地 ターミナルビル
   周辺の散策

ターミナルビル入り口
     跡地
  (2005年 撮影)

虹のエアポートで、メインとなった場所は、羽田空港のターミナルビルですが、
現在は、沖合展開で移転し、かつてのターミナルビルはありません。

しかし、環状8号からターミナルビルに左折するところの信号は、今でも残っています。

ターミナルビルは無くても、カーブサイドからの道路は、その跡を残しています。

背景に見える、のはNORTH整備地区の格納庫ですが、
虹のエアポート放送当時、日本航空の大型格納庫2棟は、工事中の映像でした

アクセス道路 歩道より
 NORTH地区を臨む
 (2005年 撮影)

RUNWAY 04からの離陸のシーンの背景には、この4つの格納庫が映っていました。
緑色の屋根のカマボコ型の格納庫は、当時、TDA 東亜国内航空と書かれていました。

 海老取 川
(2005年撮影)

鉄骨だけの看板になってしまいましたが、虹のエアポート放送当時は、
「POLA」 「CANNON」 「三越」 「ミカレディー」 等の 企業看板が
数多く背景に映っていました。

多摩川 河口
(2005年撮影)

RUNWAY 33 へのアプローチで背景に出てきた、京浜工業地帯のコンビナート。
ゼネラルの文字は30年前も、今でも、旅客機の離着陸を見守っています。

モノレール整備場駅界隈
(2005年 撮影)

空港施設ビルの建物

虹のエアポート放送当時、屋上の看板は、東亜国内航空の文字とジェットマークの看板が。
壁の看板は全日空の文字とダビンチヘリマークの看板がついていました。

そして、第5話では、このビルの屋上で、ナカクラ(東山 敬司)がオオモリ(山村 聰)
に談判するシーンが撮られました。