虹のエアポート ロケ地散策 福岡編

ドラマ「虹のエアポート」に関連した、ロケ地を散策した写真の福岡編です。
13話では、松木一家の家族旅行の旅先として、そして、シンドウの実家の設定として、
福岡が舞台となっています。福岡市内の観光地や、名勝旧跡が出てきます。
(掲載の写真は2005年に撮影したものです)

シンドウの母親の13回忌の法要が行なわれた お寺の設定として、大宰府にある 観世音寺が、
ドラマに出てきました。
お寺のイメージカットとして、最初に梵鐘のアップが映され、次のカットで講堂の屋根から鳩が飛び立つ
シーンに繋がります。
観世音寺  梵鐘
(※国宝 日本最古の梵鐘)

見学時には、このように柵で覆われていましたが、

放送されていた時の映像は柵はなく、
釣鐘がきれいに映し出されていました。
観世音寺 講堂

「東京からお客様です」の声に、来客を出迎えに行くと、そこにはオオモリとケイコの姿が…
     そのシーンで、シンドウが出迎えに行く時の道に使われたのが、
      ここの 戒壇院から観世音寺に抜ける道でした。

松木健一の父親が、亡き戦友の奥さんを尋ねる為、道を聞いた場所として、博多駅の博多口が
出てきました。

当時のドラマの映像では、庇の上に博多駅の看板が出ており、駅の間近で撮影をしていました。
現在の駅を見てみると、屋上に看板があります。一寸したことですが、時代の流れを感じます。
現在撮影するとしたら、駅からかなり離れてしまい、駅の看板も小さくなってしまい、
見ずらいものとなっていたことでしょう。

シンドウとシンドウの父親の会話のシーンは、講堂の前で撮られました。二人は会話をしながら
下手側にある、金堂に向かって歩いて行き、金堂前で話が終了するという設定になっています。

観世音寺 金堂

戒壇院から観世音寺に
抜ける道

        松木健一の家族と、ジュンコが、観光した大宰府天満宮 

先に出てきた、観世音寺と、こちらの天満宮は、近い距離にあり、ロケのスケジュールを考慮して
この二つの建物を選択したのだと、推測することができます。

博多駅 博多口

    松木家族の次の観光先は、福岡市内にある 大濠公園になります。
画面では、この公園のイメージカットとして、この公園にある 浮見堂と、観月橋がでてきます。

コウジの航空大学合格を
祈願した 本殿

大濠公園 浮見堂
松木健一たちが通り抜けた
太宰府天満宮 表参道の鳥居

弟コウジが、歩いてくる健一と母親とジュンコ
の写真を撮った太鼓橋

天満宮のイメージカットとして使われた
 桜門

大濠公園 観月橋

ここで、コウジは、レストラン前での休憩中の父親を発見し、父親と合流します。そして
このレストランでの食事の中で、父親が亡き戦友の奥さんを捜しているという事を、
家族の皆に話し、松木家の福岡旅行の意図が判ることになります。

大濠公園内のレストラン

博多 都ホテル前
タクシー乗降場

ジュンコが健一の父親に眼鏡を届ける為に、タクシーを降りたシーンと、
シンドウとケイコが宿泊するために、タクシーを降りたシーン。
2つのシーンとも、、この場所で撮影されました。

博多 都ホテル 前の通り
  (博多駅 筑紫口)

松木健一の運転するレンタカーが、反対車線から右折して、都ホテルの地下駐車場に入ろうとする
シーンが、撮られました。

現在は、博多駅 筑紫口 駅前通りの繁華街となり、建物や交通量も増え、右折シーンが撮れるなんて
考えられませんが、
30年前の映像では、空き地が多く、交通量も少なく、道路がとても広い印象を受けました。

松木一家とシンドウとケイコが宿泊したホテル
 
           「博多 都ホテル」

ここのBAR 「BRONZE」で、シンドウは松木に
親友のハヤマを亡くした理由を話したのでした。

福岡空港
第一ターミナルビル

1975年当時の面影を残しています

第一ターミナルビル
展望デッキ


ジュンコは、このデッキで
松木乗務する、沖縄行きの
ボーイング727を見送りました。