カナダ物語・イエローナイフ編
←オーロラ・ワールドのスタッフが撮った1月14日のオーロラ

オーロラビレッジのスタッフがくださったオーロラをお楽しみいただくために
小冊子から抜粋しました。
イエローナイフに関する旅行資料が少ないままに行ってきましたのでこれからイエローナイフに出かける方の参考になればとつれづれなるままに書き綴って見ました。
イエローナイフのダウンタウンマップはこちらから
今回のツア-はオーロラビレッジと言う旅行社に依頼しましたのでその資料を参考に
私はエクスプローラーホテルに泊りましたが何処へ行くにも徒歩で5〜7分圏内の場所です
前日オーロラツアーから戻ったのが遅くてベットに入ったのが朝の6時
10時頃に目が覚めて朝昼兼用の食事をとりに外に出た
ベトナム料理の店(ベトナムヌードルハウス)チキンスープのヌードルを頼んだが日本の
ラーメンをイメージするとちょつと違うみたい
少しお醤油を入れたら少しはラーメンに近くなったかな?
イエローナイフのレストラン案内も用意しました
氷点下30度とかの中でシャボン玉をすると
パーンと粉々に割れてしまう
(シャボン玉はおみやげ屋さんとかで売っている、ただしそれすらもしばらくすると液も凍る)
たまに割れないで手のひらで凍ったまま着いている事がある
おもしろいので試してみてはいかが?
ちょっと写真では解かりずらいけど
午後2時から市内観光
市内観光と言ってもホテルから車で5〜10分以内の場所ばかり
市役所を通り過ぎ・警察・軍隊オフィス・観光案内所(ここで北緯60度を越えたと言う
証明書を$1で発行してくれる)
現地で仲良くなった人が3回行って3回目にやっとGET
(営業時間がかなりルーズ・時間どうりに開かずに・人がこないと早くに閉まる)
←ここは州議事堂
  
州議会議事堂の真ん中になぜか白熊の毛皮が
  (イエローナイフはノースウエスト準州の州都)

イエローナイフの人口の平均年齢は29.9歳、比較的若い人が多く、ダイヤモンド鉱山などで、過酷な労働に従事して高い給料を得て50歳位でリタイアをして、エドモントンあたりの
比較的暖かい都市で暮らしたいと考える人が多いとか
北緯62度 太陽が沈みかけてもう午後5〜6時かな?
と言う感じだが、まだ午後3時
12月の冬至の頃は日の出が10時・日の入りが3時ごろとか
オーロラツアーに参加すると、レンタル防寒衣とブーツがついて来ます
3日間のツアーなら3日間それらを借りっぱなしができるので、日本から
わざわざ防寒衣・ブーツを持っていく必要もなく
町への買い物とかレストランへ出かけるにはそれで十分
靴底に大きな溝がついていますから、まったく滑りません
買い物案内はこちら
だいたい午後4時ぐらい
空気がものすごく乾燥して気温も低い為、道路がカチンカチンに凍って
コンクリートの道路と同じようになるので・特にスノータイヤなど要らないそうです
ただし、大型のトラック・バスなどは一冬中エンジンを切らないそうで、私達を運ぶバスもエンジンをかけっぱなしでした
一度切ってしまうと春までエンジンは掛けられないとかスゴイ世界ですね!
乗用車の前のバンパーの上から電気コードの様なのが伸びていて
駐車場には電気を取れるようにコンセントが設置してあります。
いつでもエンジンが掛けられるように
これで午後5時頃。夜の8時〜9時の雰囲気ですね
気温が低く・空気が異常に乾燥しているので
ホテルで電気を消して毛布をかぶって寝返りするだけで青い火花がバチバチ
静電気を防ぐ為に翌日から浴槽にはたえずお湯を張っておくことにしました。
それだけで、かなり違ってきました
今晩はクーポンに入っている極北ディナーを食べに行きます
まずサラダ
左奥がカリブーのステーキ・真ん中奥がチャー(極北イワナ)
手前左がライスピラフ・レモン・ソティードベジタブル  
そしてアイスクリームとコーヒー・紅茶
                             以上
これがオーロラ? はい本物です
実際肉眼で見るとこれほどグリーンには見えずにほとんど白に近いですが
オーロラ撮影に必要な器材を書き出して見ました
翌日はオプショナルで犬ぞりツアーに申し込みました
昼間見るとこんなところに昨夜来たのかと随分違う雰囲気におどろいてしまいます
ティーピーと呼ばれるテント小屋が大小7つあって
中には薪ストーブがたかれ暖かいホットチョコレート・コーヒー・紅茶
お夜食には日替わりシチュウと先住民の食べる美味しいパンなどが用意されています
たまたま買っておいたピザパンをストーブの上で焼いて食べたらおいしかったー
もし今度これたらお餅と海苔に挑戦したいなー
いよいよ犬ぞり3人を8頭の犬で曳いて行くのですが
でる時は時速30`ぐらいでるそうで
ジェツトコースターに乗るような気分で結構スピードあります
1回10分程で森の中をぐるり廻ってきますが
面白くてもう一度乗りたかった
犬は1頭づつ小屋で飼われていて鎖でわざと繋いで置くんだそうです
繋いでおけば、運動したくて・運動したくてソリを曳く時に大きな力になるとか
もちろんその周りは大きなフェンスで囲まれています
ソリを曳かせようとハーネスをつけると、たけり狂ったかのように
多くの犬達がピヨンピヨン飛び跳ねていました
狼の血が混じっている犬も何頭かいるそうで
オーロラを見ている夜に狼の遠吠えが聞こえてました
3人づつ3回廻った後、犬に近づいていいと言われ
写真を撮りましたが強いですね彼らは
鼻先につららができていました
氷点下40度の世界で生きているんですから
思わずありがとうおつかれさまと声を掛けました
犬ぞりを終えてティーピーに戻ってゆきます
このオーロラ・ビレッジでは氷点下40〜50度でも絶えられるような
防寒服をレンタルで貸してくれます
防寒服の中はくれぐれも厚着をしないように注意されました
暑くて汗をかくと、かえってそれが凍って冷えてしまうからだとか
それでも心配ならホッカイロをべたべたすればかなり寒さはしのげます
寒いのは外気にさらされる顔だけフェイスマスクとかゴーグルがあると
氷点下40度とかいうときは重宝します
昨日の夜は氷点下41度だったとか
どうりで顔が痛かったはずだー
昼間で氷点下30度
意外と寒さを感じません
でもくれぐれも金属には直接触れるなと注意をうけました
凍傷になってしまうので
オーロラビレッジにある物なんでも遊んでOK!
タイヤチューブに乗って氷で出来たすべり台に挑戦・ビルの3階ぐらいの高さから
一気に滑り降りるのですが、一度経験してしまうともう怖くない
歳も忘れて皆で『キャー・キャー』言いながら極北の白い世界で童心に帰って遊びました
タイヤチューブにお尻を乗せて一気に急降下
犬ぞりツアー最後の遊びは焚き火を囲んで
マシュマロ焼きに挑戦、小枝の先にマシュマロを刺して、ゆっくり廻して行くと
こんがりきつね色になったらその焼けた部分をはがして食べる
そして、又焼いていく
こげたマシュマロは飴の様にトローリしてGOOD!
だけど、マイナス30度以上の外で焚き火のみ
そんなに長時間居られるものではないです、寒いー!!
イエローナイフ最後の夜
オーロラビレッジのスタッフのお奨めレストランBullock' Bistro
ツアー中、仲良くなった4人の日本人とホテルからタクシーで向かった
バッファローのステーキ・カリブーのステーキ・ホワイトフィッシュ
名物のパンはあいにく品切れ
それぞれにカリカリにあがったフライドポテトとサラダが付いてすごくおいしい
ここはお奨めです。
参加したツアー会社もさまざま・東京・埼玉・静岡・名古屋出身地も
それぞれ違う日本人同士が
イエローナイフというカナダの片田舎で、出会って
数日間を共にしてイエローナイフを去る日に
空港で記念撮影
帰りの飛行機の中の機内食
この機内食は本当においしかった (^O^)
最後の夜のオーロラ鑑賞ツアーはティーピーの中で待ち続けましたが
とうとうオーロラ現れず
3日間で2日見れたから大満足・いい旅でした!!
翌朝4時に起きて荷造りして6時にホテルのロービーに集合
朝の7時半にイエローナイフ空港を後にした
オーロラ鑑賞はある程度・睡眠時間を削らないと見れないものなのだと言うのが実感
連日ベットに入るのが朝の3時・6時
連日睡眠時間・1日に2時間〜4時間
成田へ戻るには多くの方がバンクーバーで飛行機を乗り継がれると思うが
バンクーバー空港はとてつもない広さの空港で
おまけにカナダ国内乗り継ぎでも時差があるので**要注意**
C→Dスポットへ乗り継ぎと言われても2〜30分はかかってしまう一人旅の方
くれぐれも乗り間違いのないように
大きな空港内の地図も用意しました。
     個人旅行『カナダ』 昭文社発行より