ドクト
「うっ・・・(バタッ)」
浩二
「やった!?」
正男
「これで全部終わりか?」
アッシ
「・・・博士、この隕石と欠片は僕たちが処理します。もう終わりですよ。」
ドクト
「・・・んっ?ここは・・・」
アッシ
「・・・えっ?」
ドクト
「・・・アッシにジョッシュに・・・お前たちは誰だ?」
正男
「・・・またとぼけてるのか?」
ドクト
「・・・うーん確か・・・隕石を見に来てそれから・・・思いだせない。」
正男
「・・・まさかお前もチクッときた、とかいうんじゃないだろうな?」
ドクト
「チクッ?・・・あぁそうだ。あの時隕石を見ていたら何かに刺されたような気がして・・・それからはわからない。」
正男
「・・・どういうこった?」
アッシ
「・・・博士、さっき地球征服の話をしてましたよね?」
ドクト
「はっ?何を言ってるんだ。そんなバカな話するわけないだろう。」
浩二
「・・・博士も操られてた、とか?」
正男
「・・・誰だ?」
ジョッシュ
「・・・さぁ♪」
アッシ
「・・・まさかこの島に他に誰かが!?」
??? 「おのれ、邪魔を・・・」
浩二
「!?ねぇ声がしたよ!」
ジョッシュ
「隕石の中からだね♪」
正男
「隕石?おいおい、石がしゃべるわけ・・・おっ?」
ドクト
「・・・!隕石にひびが!?」
???
「こうなれば・・・ふんっ!(隕石が砕ける)」
正男
「うぉぉ!?なんか出てきた!」
浩二
「なッ何!?」
アッシ
「・・・お前は何なんだ!?」
ジョッシュ
「・・・宇宙人じゃない♪」
コアーク
「宇宙人?・・・まぁそのようなものだが・・・我はある目的を達するためにこ奴らの力を借りていただけだ。」
アッシ
「・・・一体、ジョッシュと博士に何を?」
コアーク
「我が腕の先をそ奴らに刺して操ったのだ。この腕に流れているのは貴様らで言う血液のようなものだ。
そして貴様らの持っているそのかけらはそれが固体化したもの。」
浩二
「・・・だからこのかけらに触った動物たちが二人のいうことを聞くようになったんだね。」
正男
「・・・?でも俺たちには影響ないぞ?」
コアーク
「知能の差だ。効果があるのは動物に対してのみ、人間には我が直接施さなければ効果が無い。」
正男
「・・・あとアッシの命令は聞いてたが?」
コアーク
「!?・・・・・・!」
ジョッシュ
「・・・黙っちゃったね♪」
コアーク
「・・・白い服を着た人間の命令に従うようにしたからかも知れん。」
浩二
「・・・意外と大雑把だね。」
コアーク
「うっうるさいわ!・・・とにかく!この島の動物たちを操って、そ奴ら二人も使い、もう少しで我が目的が
達せられるところだったというのに・・・許さんぞ!」
正男
「よくわからんが・・・せっかくここまではるばる来たんだ。邪魔してやる!」
コアーク
「ふんっならば今度は貴様ら全員に働いてもらうぞ!」