中間ストーリー1

浩二 「あっ兄さん、泥棒捕まえた?」
正男 「いや、でも代わりにこんなものを見つけたぞ」
浩二 「・・・?何これ?」
正男 「・・・宝石だろ?」
浩二 「・・・なんで宝石が草原のど真ん中に落ちてるの?」
正男 「天の恵みだろ、きっと。金に悩む俺たちにこれを与えたのさ。」
浩二 「そんなことより泥棒は?追いかけようよ!」
正男 「大丈夫、この宝石を売れば俺のへそくりなんかあっという間に超えるさ。・・・いや待てよ?」
浩二 「・・・?」
正男 「もしかしたらまだその辺にこれ落ちてんじゃないか?よし、探すぞ!」
浩二 「ちょっと、これじゃなくて泥棒探そうよ!」
正男 「話聞いてなかったのか?「宝石一個>俺のへそくり」なんだ、 これがもっとあれば金に困ることはない!」
浩二 「宝石がそんなに価値ないかもしれないじゃない。泥棒も見つけたほうがいいよ?」
正男 「じゃあお前が泥棒探せ。俺はこっちを探す!」
浩二 「・・・もしかしたらさっきの泥棒がそれも拾ってたりして。」
正男 「・・・!」
浩二 「ひょっとするともう全部拾いつくしたかもね。」
正男 「・・・!!」
浩二 「もう売りに行くところかも。」
正男 「あの野郎ぉ!俺の宝石(とへそくり)に手を出すとは!よし、泥棒が先決だ!行くぞ!」
浩二 (・・・単純な人・・・。)


トップへ/ 正男トップへ/ ストーリー正男トップへ/ Force Of The Coreトップへ